『分散登校』などの対応をして、6月1日(月)よりの学校再開を目指す自治体が多いようです。本校は6月13日までは地区別登校で以降は登校班の予定です。時間帯を分ける「時差通学」はせず、「分散登校」に留める予定です。1年生は場合によっては保護者の同伴も求めます。学級を2つに分けて当面学習をしますので、内容の整合を図るための打ち合わせが欠かせません。新学級担任と接する時間もなかなか持てません。
 ここ暫くは、未履修教科・単元の補足や前学習の振り返りを挟むなど、いきなり新単元に入るわけにはいかず、どう今年度内容への接続を図るかの入念な事前検討が必要になってきます。夏休みが2週間に短縮されることに伴う年間計画の見直しをしてきました。熱中症対策として、体育カリキュラムの組み直しをしました。運動会中止決定・校外学習の縮小・秋の音楽会、宿泊体験学習は実施の方向など全体で確認すべき行事の見直しをしてきました。
 気になるのは、教育課程に新たに加わった「プログラミング教育」が現実的に行われていくのかということです。一応カリキュラム上は残しても、総合的な学習の時間を生かして、パソコン操作やスクラッチの扱い方を学ぶなどの活用前訓練のようなことをする余裕はありません。算数や理科など教科に位置付けられたものを予定時数の中で進めていきたいと思います。
 本市は給食は7月より実施なので、児童の委員会活動もそれからです。7月末の個人面談日には給食なし午前中授業と再びなります。8月に入ってからやっと夏休みとなるも、月半ばにはもう登校開始です。換気を心掛けつつの冷房は部屋を冷やすことができるのでしょうか。
また、個人的には例年参加していた各種研修会・大会の今年度実施はどうなのか、行われても2週間だけの夏期休業では参加できるのかなどを危惧しています。