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学校放送番組活用実践・情報教育研修 全放連放友会員

2015年12月

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 『ココロ部』は、番組ガイドによると「考える力とコミュニケーション力、’道徳力’を楽しんで身につけてもらう番組です。人は生きているといろいろな”ピンチ”にあいます。『あっちも大事だけど、こっちも大事』『自分の気持ちを優先するか、他人の気持ちを優先するか、それとも・・・』そんな時どうすれば良いか、じっくり話し合うことで、自分の生き方について考えていくのが、架空の部活動『ココロ部』です。」とあります。「番組の最後は、結論が出ないまま終わります。決まった正解はありません。」とも書かれています。
高学年及び中学生向けの番組ですが、『おくれてきた客』から選択視聴し、一方に結論づけずに、それぞれの考えを受け入れて、あくまで決まりの遵守に徹すべきか、時として例外的に思いやり・同情心に傾くか、あり得そうな場面をドラマ仕立てで視聴することにより、真剣な議論となりました。

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 2年生のかけ算学習で、すべてのクラスで『さんすう犬ワン』「かけ算」の回を活用した授業を行い、所属する算数研究会で報告致しました。既習のかけ算を生かして、Webで提供されているワークシートのベン図などを助けとして「どのように工夫してシュウマイの数を求めるか」を、ドラマからより実感的に取り組むことができました。事後のアンケートでも番組活用の授業を「またやりたい。」「わかりやすい。」というものが多くありました。

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