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学校放送番組活用実践・情報教育研修 全放連放友会員

2014年02月

b4d52ecd.jpg 本日は、国立オリンピック記念青少年総合センターにて開かれている『教育の情報化推進フォーラム』第一日目に参加してきました。午後からの「21世紀型コミュニケーション力の育成とICT活用」分科会に間に合い、途中参加しました。放送大学 中川教授のコーディネートのもと4人の方が登壇されましたが、中でも授業実例が示されたことは現場にはわかりよく、金沢星陵大 佐藤教授からは、自身の小学校低・高学年の授業録画から、「学習者」と「学習内容」をどう繋いでいくかという「ふるまい」について、低学年の「対話」と高学年の「討論」の実例が示されました。これは、CECのサイトから授業動画が視聴できるそうです。柏市教育委員会 佐和指導主事からも実例が示されました。学習や子どもに応じた「伝え方の手立て」は、このような場で先ず披露していただき、そこから自級の実態を反映した手法を生み出していくという作業が大事とさらに再確認しました。

3295d3c7.jpg 情報・視聴覚研究会としては最も規模が小さく身近な組織である、地区の研究会。主に各学校の情報・視聴覚担当者は、毎月ここに参加して得た情報を校内に持ち帰り役立てています。上位の市の研究会・県の特別研修会・大会や全国大会への参加の道もありますが、普段の繁務の中、学校を離れての研修機会は限られているのが現状です。
 年間反省として多く上がったのが、校務システム情報・情報モラル情報交換でした。「喫緊の課題」というのが、共通項でしょうか。入札後ゼロから開発をスタートしたシステムには担当者一様に苦しめられました。(・・られています。)また、子どもをとりまく大きな問題ながら、有効な学習機会・内容が未だ確立していない「モラル教育」に関わる情報交換にも関心が集まりました。
 最終の回ですので、「いま、学校のためにNHKができること」「子どもが『楽しむ・分かる』授業を『変える』〜NHK学校放送番組・デジタル教材活用Q&A〜」をもとに活用ガイダンスを回の冒頭に時間をいただき、行いました。

5bcf2ee3.jpg 『デジタルペン』で、推理や感想などの交流を図る試みを、NHK学校放送番組『さんすう刑事ゼロ』「蔵の秘宝をとりもどせ〜角柱〜」を活用することで実現していく第二回目です。

5a7f8247.jpg「協働学習に資するICT活用」と題するセミナーが開催され、参加してきました。Webでは制限があり、あまり語ることができませんが、多くのタブレットPC活用事例の報告と模擬授業により、タブレットPCが「思考ツール」として機能するには、単に導入されるだけでなく、現場での日頃のノート指導・言語活動の充実の努力が底流にあり、授業支援ツールなどを助けとして個・グループ・全体がどんなデータを共有していくかなどの研究の上で効果を成すことが確認できたように思います。

86251694.jpg本日は、『生きる力を培う放送学習プロジェクト』3年間の研究最終年の「成果報告会」が開かれました。100名近くの参会者のもと、3年間の振り返り、今年度作成したQ&A集の紹介があった後、4グループに分かれ番組活用報告を行いました。自分が所属した「論理的思考力」のキーワードを中心としたグループは、番組を活用して行くに従い子どもたちが科学の目・歴史的視野・算数的活動の日常化などに次第に目を向けていく姿が報告されました。
 講師の大阪教育大学 木原教授からは『本プロジェクトの成果』として「活用型授業や探求型学習における番組利用のあり方の提案、その作品化」「放送教育の基本と応用の整理」「放送教育研究の方法論の再確認や充実」について評価をいただきました。

283d86d8.jpg 成果報告会を翌日に控えた21日に今週放送を開始した『さんすう刑事ゼロ』「蔵の秘宝をとりもどせ〜角柱〜」を6年生で視聴しました。この回は5年生が対象の回ですが、年間計画によってもまだ学習時期ではなく、視聴を控えています。反面6年生は算数学習の振り返り時期であり、図形復習に適していたということです。「そうだわかったぞ」とゼロが気がつく前に三角柱を寝かせる図形説明があり、子どもたちには明快なヒントとなったようです。『推理』ということでは、ショートケーキが倒れたあたりで考えるようにしたほうがよさそうです。解説図により正解に大きく近づきました。
 子どもたちの感想からは、立体図形学習の復習ができたという感想が複数ありました。6年生としてはより難易度の高い内容を望む声もありました。この番組は次第に知名度をあげており、先生方からは「姪っ子に紹介したら、すごく喜んでネットで見見ていました。」との報告もありました。

0b7274c6.jpg 本日は2月の定例会が行われました。直後に迫る『生きる力を培う放送学習プロジェクト』「成果報告会」進捗確認が、冒頭にありました。準備万端というところで、当日の18名の発表者の報告が楽しみです。4グループですが、それぞれに録画対応します。来年度の全国大会進捗確認や研究テーマについても時間を割き、午後8時に閉会となりました。

0e4e00d0.jpg 前回は同番組回を6年生が視聴したが、今回は当該学年の5年生が「多角形と円」の学習直後に活用しました。推理場面になって、それぞれのタイヤの直径や登場人物名などを再確認し、トイレットペーパーにあるプリントなども振り返りました。6年とは映像を読み取る力の差もありますが、数値資料などは静止画での再提示してあげることは大事なことと改めて感じました。
 今回は推理場面などで、「デジタルペン」を初めて使いました。人数分用意して頂きましたが、動作不良のものがあるなど入庫時に確認してあっても機械はなかなか思うようにはいかないことがあることを承知したバックアップが大事であるとこれも改めて感じました。(児童が手にしているのが「デジタルペン」)

a55dc00a.jpg 本日夕刻、本校に「デジタルペン」を期間限定でセッティングいただきました。番組感想交流及び算数多様な作図法場面での活用を予定しています。

e60d0805.jpg 本日は、ジブリ映画登場公園内貸会議室にて、表記の「市情報・視聴覚教育教育研究二次大会」が開かれました。本研究会は、「授業デザイン部会」と「スキルアップ部会」の二部会に分かれており、それぞれが一年間の研究成果を披露しました。

0c49d4ea.jpg今日は、午後から県学校視聴覚・放送合同理事会・事務局会が開かれました。本年度事業・決算報告後に、来年度事業計画案として、「理事会・事務局会」「夏季特別研修会」「中学校放送コンテスト」「県合同大会」「ブロック大会関係」についての確認を行いました。閉会後、関わりある担当間で今後の見通しの話が続きました。


2b045e1c.jpg 今日は、昨日初回放送があった、『さんすう刑事ゼロ』「タイヤが残した証拠を解読せよ〜円周率〜」を6年生の学級で視聴しました。既に1月に6年生対象番組回を終えていると伝えていましたので、「今日は5年生が2月の学習後に視聴する回なので、みなさんには推理がたやすいかもしれない」と伝えて見始めました。「既習学習の確認・前半視聴・推理・交流・視聴・確認・発展課題」といういつもの学習パターンでの番組活用です。事前に学習事項を確かめたことで、「5年生の復習として、自分に身に付いているか確認しよう」という意識が表れた学習であったようです。また、「番組内で2人の刑事がタブレット上の図示により丁寧に説明する」ことに対する評価は今回も高いものでした。

《児童感想》
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