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学校放送番組活用実践・情報教育研修 全放連放友会員

2013年06月

05e64baf.jpg 今期で最後となる『フラッシュ型教材活用セミナー』に参加してきました。長短8つもの模擬授業に緊張しつつ必死に身につけようとする自分がいました。この教材がセミナーの形で取り上げられるようになった頃より数回の参加となります。「シンプルで確実に定着させたい事柄で」「既習事項の確認・習熟のため」など『フラッシュ型教材』の投入場面を再確認できました。今回模擬授業でも市販品の内容がいくつか使われており、それらに短時間で準備でき継続的に活用しやすい効果を認めつつ、ここでの効果が期待できると思われる単元場面で、児童に学ばせやすい自作スライドを、自分は投入していきたいと思いました。授業の5分前に白紙にマジックで書きそのまま見せるなりデジカメ撮影してスライドショーとして見せても、効果はフォント打ちしたものとさして変わらないと思われます。今回「模擬授業」をしていただいたおかげで、また自分たちでのグループ試作を設定していただいたおかげで「ここで」という投入場面のイメージが持ちやすくなりました。

2f2a64c5.jpgdab4e085.jpg 先日の計画どおり、5年生全員を体育館に集めて、算数刑事0(ゼロ)「謎の暗号を解読せよ〜素数〜」の回を活用した算数の学習を行いました。5年生の回は他にあるのですが、学習に生かす上で既習事項ないしは取扱う内容が理解に足ることが大事であることを前提として第2回のものを選びました。以下は児童の感想からです。

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1d8d421d.jpg 先日参加した「NewEducationExpo2013」で一番印象に残っているのは、国語の学習者用デジタル教科書導入授業で、指導者が協議会の発言で「とても疲れました」と言っていた内容です。「とても」というのは、理由としてこれまでは発問・児童の発言・板書・電子黒板などを介して授業を組み立てていったのが、そこに児童用デジタル教科書が入ってきたことで、手元の児童端末(タブレット)一覧を通じての学習者データをもそこに介在させる必要が出てきて、そこに頭を巡らすことにもなり、冒頭の「疲れた」発言となったということです。
 本時の学習でねらおうとすることが、当初から緑のサイドラインで示されている児童が一人いる。その児童をはなから取り上げず、どこで求めていくかなどの場面を披露していました。
 そこで協議会の参加教授は、「それは、より授業の質を上げるための情報が増えたと捉えることができます。」と話されていました。
 その後、別の議論の場では、期せずして参加教授から「学習者用デジタル教科書活用は、これまでとは一から違う学習スタイルを研究していかなくてはならない。」との発言があり、参加して一番印象に残ったことでした。


2d3e4418.jpg 教育メディア研究会の最後に提案したのが、『算数刑事0(ゼロ)』学習活用です。5年生では、火曜日6校時に学年全体で体育館にて活用学習を実施します。6年生は、反対に少人数学習の場で現在扱っている『比』の学習の一貫として「」の回を使います。番組サイトの「指導案」や「ワークシート」を参考とさせていただく予定です。
 4月の「NHKforSchoolブログ」では、未履修の内容を特設時間で実践した5年生の例が紹介されていましたが、学んだことを推理に生かすことで算数的活動の一つとすることができると思われます。これからも、学習進度と番組内容をにらみながら活用計画を練っていこうと思っています。(画像は、「交通安全教室」での様子)

fb895e4f.jpg 環境教育で名高い佐島先生を顧問格でお願いする研究会です。今年度やっと第一回会合を短大教室にて開くことができました。今回はNHK新番組『いじめをノックアウト』を年間継続視聴していく提案を受けて、3回分を視聴しました。続きを読む

94ddceb0.jpg 本日は、近隣の学校を会場として、区内の情報・視聴覚研究会6月定例会が開かれました。実践提案があったのは、3年理科で蚕の世話の仕方を知る学習で、蚕が葉を食べる様子を収録(10分と30分)しておき、与える葉の適量を予測するというものでした。予測そのものは成長の速さもあり、一度確かめられればよいということでなく誰しも取り組んでみようとする切実性は薄いのですが、生き物を思いやって飼育する心を育むきっかけになっていくかなと思って聞いておりました。
 中で、羽化のタイミングを図り観察する話が出ておりましたので、アゲハチョウのサナギををカメラで録り、常時教室のテレビに映しておき、少しでも動いたことに気づいた児童が声をかけ、皆で感動的に見たことなど、経験の中からいくつか例として話をさせていただきました。また児童が自らの視点で撮影・披露できる機会もあるとよい(ICTを児童のものとする)ことなども話加えました。

10521428.jpg 今日は、午後6時より青山学院大学総研ビルにて行われた「日本デジタル教科書学会」研究会『デジタルオンラインがもたらす近未来の教育』講演会に参加してきました。日本と海外のオープンデータ活用の現状についての講演に、オープンエデュケーションの背景・オープン教材とデジタル教科書との関わりなどについての講演と続き、その後の主催者と研究者方々とのセッションから貴重な話をお聞きすることができました。繁務に追われつつ殻に籠りがちな教育現場に身を置きながら、世界的状況から近未来を占うこのようなお話を聞く機会は大変貴重でした。

48db1730.jpg5635b330.jpg 『New Education Expo2013』第3日目に行ってきました。以前は近隣の先生方を見かけることはなかったのですが、機器普及率の向上とICTへの関心の高まりか、今回は5人も見かけました。
 やはり最大の目玉は、筑波大附属小の児童による国語と算数の授業でしょうか。タブレットPCは昨年度も使っていましたが、国語では「学習者用デジタル教科書」と「ワークシート」活用が目を引きました。算数では「スクールプレゼンター」でいろいろな車が走行する場面を見せて種類分けをし、3年「表と棒グラフ」の導入としていました。まだあまり多く触れてはいないという「タブレットPC」を子どもたちがすらすらと操作する様から、この手のものへのハードルは低いと感じさせられました。詳しくは、昨年度と同じように「学びの場.com」の「教育トレンド」コーナーに「現地ルポ」として掲載されることでしょう。

3964309d.jpg 部会研究に引き続き、場所をターミナル駅近くに移し、市情報・視聴覚研究会 役員会を行いました。市内の外れから高速を経由しての移動です。先ず、夏季の本研究会主催の3本の研修会内容の確認を進めました。そのうち、個人的に関心を寄せるのは、マイクロソフト品川オフィスで行われる『「21世紀の教室」体験会』です。続いて県夏季特別研修会及び県大会での提案者をはじめ司会・記録などの割り当て担当なども確認しました。最後に、本研究会Webページ更新内容についての項目提案を受け、午後7時に会合を終えました。

63d510a5.jpg 本来、会員相互の研究・研修の場であるはずの月例研究会ですが、今や校務システム対応の情報交換の場と化しています。「入力した文章がずれるために何度も修正した」「兄弟関係が反映されないために、要素を確認した」「各項目をいちいち手入力しないための方法」など、本来使用者側が苦労して行わなくていいはずのことを必死に伝え合っています。そこからは担当者の大変さがひしひしと伝わるとともに、データ修正能力のない担当者の学校は右往左往している姿も垣間見れます。ICTをどう活用しようかと話している余裕はしばらくはなさそうです。

93e06fcc.jpg 土曜日の運動会で使用した機器の画像です。開会直前に放送席を撮影しました。今時PCではないの?と言われるかもしれません。今年度異動してすぐの運動会で、あるだけの機器を揃えて行ったという感じです。できれば全てPCから出力して行いたいかったのですが、「MDからPCへの出力環境が整わない」「学年によっては演技時間に合わせてフェードアウトしタイミングを図って次を入れるというマニュアル操作が必要」などの理由により今年度は断念しました。ぜひ来年度は、テント屋根裏前面側に括り付けた20インチモニター画面の操作表示を見ながら次々と再生していくというスタイルで実現したいものです。続きを読む

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