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学校放送番組活用実践・情報教育研修 全放連放友会員

2012年11月

4752c0fb.jpg 本日は、都内の短期大学教室にて第4回目の『教育メディア研究会』会員研究会が開かれた。映像・音声情報をどう有機的に繋ぎ、ビジュアルを取り入れた授業デザインを導き出すか研究していく会。あいにくこの時期欠席者が多い。
 子どもの意見を図式化していくことができることが大事。教育情報を組み合わせていきながら学問の中の「心を育てていく」ことが大事であるなど、それぞれの実践事例を持ち寄り報告する中で、子どもの心の育成のあるべき姿を討議した。
 5年生では、校長先生が取り組んだ生命教育番組『みんな生きている』「いじめをなくすには」の回活用授業報告があった。子ども達の視聴感想では「これからは考えてから言葉を使おうと思う」「やっちゃいけないと注意したい」「どのようにいじめが心に残るかがわかった」など少なからず現実の出来事を自身の今後へと生かそうとする言葉など、自分事と捉える姿がうかがえた。指導の反省として、印象場面を入れたことでどれほど残ったか、「優しいことが一番」を投げかけたことによってそこに振られた感が残ったのではなどが上げられた。総じて自分のこれからの姿として考えることができ、自身の行動や言葉を振り返る意識が自然に生まれたとの自評であった。

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本日は、4年生で5校時後半から「総合的な学習の時間」で、『メディアのめ』「話の流れを作る!構成の工夫」を活用した授業を行った。「構成を考えて物語作りをする」という活動であったが、2日前からというタイトな準備時間しかとれずに苦心した。授業を構成するにあたり、取り組みとして入れたかったことは、番組から学んだことを生かした体験を時間内で行うこと。総合的な学習の時間として設定しつつも、教科と横断的な学習に取り組み(ここでは国語科)成果を得ることなどである。「その場での物語つくり体験」としては、番組のように「桃太郎」の再話に取り組むことと、『伝える極意』の組写真から物語をつくることとの2法から、「メディアのめ」視聴後に子どもに選択させることとなった。続きを読む

44f731e1.jpg 本日は、『教育の情報化担当者 研修会』が市研修室にて開かれた。テーマは、「思考力・判断力・表現力を高めるICTを活用した授業づくりについて」。市内の3名の実践発表を中心に、コーディネーターを放送大学 中川教授が務められた。中川教授のお話をお聞きすることができる会が担当者研修という形で市内で開かれるということで、多くの冒頭は4年生の先生による理科授業を中心とした実践報告。参加者があった。 今後扱う、アニメーションでの動画に関心が行く。続いて6年「鳥獣戯画」デジタル教科書の活用。また、中学では実物投影機でレポートの拡大から話し合わせる内容。教師の指導の側面が強い。
 中川教授からは、まとめにかえて続けて使うことが大事、プロセスを共有することが大切。指導要録からのピックアップ。「類推・観察」「分析・判断」よりもICTが機能するのは「分類・整理」、「関連・関係」であるとの話。

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《電子黒板》
 ・直接入力機能が働かない。つまり電子黒板としての機能が働かないということ。ソフトは起動している。よくある改善策としての赤外線部の埃をはらう程度のことで改善はされず、業者依頼をしなくてはいけないようだ。以前に業者セミナーの折りにみてもらったことはあるが、そんなタイミングは希であり、今後まとまった修理金額が次第に発生していくことが予想される。ソフトウェアの上書きなど、学校でできる対処法も学んでおく必要がある。
《OHC》
 ・これは、担任側の接続ミス。普通はずすことはないはずなのだが、どうしてもディスプレースタンドとは別の児童机などに設置することが多いので、もとに戻せないということがあるようだ。今でこそ落下事由はないが、使用時形状では触れて倒れることが多い。続きを読む

38820fb4.jpg3f3f15fe.jpg 本日は、校内国語授業研究会実施日。今年度も1人2回実施で進んでおり、この時期は授業2回目となる。前回反省の残った点が払拭されているかと参会者にはどうしても見られがちとなり、プレッシャーが大きい。
 本日は、自分が見た中学年2授業だけでもどちらも電子黒板を使用していた。3年「食べ物のひみつ」では児童のワークシートの拡大をOHCを介して、4年「三つのお願い」は、デジタル教科書といったような感じで画面を直接操作。使うことは要請されていないのだが、日常と同様に効果があると当たり前のように活用している。続きを読む

d50c4352.jpg 本日は、全放連事務局会11月定例会が午後6時半より開かれた。既に実施されたブロック大会について九州・四国ブロックより報告があり、多くの参加者を得て関心の高さが伺えた。続きを読む

19e15cdd.jpg 本日は、市情報・視聴覚研究会 授業デザイン部会 会員研究会が会長校にて開かれた。
前回に引き続き、市公開授業研究会の事前検討会が行われた。扱うのは、4年理科「もののあたたまり方」協議の中で出てきたジグソー法が興味深い。以下は協議メモ。

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88ae1bed.jpg 2つ目の報告は、4年生の総合的な学習の時間で行った「福祉学習」の実践報告。教科横断的な要素より「探求的学習」の充実を学校放送番組『げんばるマン』を活用して図ることを狙いとしているとのこと。続きを読む

4f44f6e9.jpg 公開授業に引き続き行われた分科会では、『放送利用』部会に参加した。一本目は、埼放協に所属する6年担任の方の理科番組『ふしぎがいっぱい』活用事例を中心とした報告『主体的に理科的活動を行う子どもたちを育成する授業づくり』であった。『放送番組を活用した授業プラン』は、「番組視聴」→「見通し・発表」→「課題づくり」→「実験・観察」→「結果・考察」→「まとめ」→「新たな疑問」という流れの中で、ともに活動しながら思いを交流するすることで、自分の考えを再構築し学び合い効果も出るとの仮説を実証する報告となっていた。続きを読む

5af8747b.jpg 本日は、関東甲信越地方放送教育研究大会が千葉県にて開かれた。午前中は千葉市立小学校での公開授業・分科会、午後には千葉市民センターでの全体会に参加した。放送活用授業は1年生が道徳番組『ざわざわ森のがんこちゃん』,3年生が総合的な学習の時間番組『メディアの目』となっており、主に6年の授業を見させていただいた。『メディアの目』は今年度自分でも活用授業を進めていて、「お客の心をつかむ!ポップの言葉」の回も4年生で6月に既に行っている。6年での本時の学習課題は「自分が調べた国をアピールするポップを作ろう」というもので、番組からポップの機能・作られるまでの過程・実例などを学び、自らもこれまで調べてきた各国の紹介に向けたキャッチコピーを作ろうとするものであった。続きを読む

795be9fc.jpge7a2e675.jpg 本日、大阪・枚方市指導主事が本校の電子黒板活用授業の視察に来られた。学級では、3年でUCHIDA「スクールプレゼンター」で児童が操作する姿などを見ていただいた。使用教材は、『授業実践・活用事例に基づく教材集』での大野桂先生「変わり方」・竹尾智登志先生「変わり方調べ」。リンクが貼られて部分が動き、よくできたソフトに子どもたちは夢中で取り組んでいた。

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