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学校放送番組活用実践・情報教育研修 全放連放友会員

2010年04月

 このゴールデンウィークには、いくつかの特番が用意されている。
一本目は、 『カラフル!スペシャル 「山のナナミと街のカオル」』 5月2日放送予定が一番目を引く。

c78b74b5.jpg 5月に入るとなんとか『研究会・セミナー』に顔を出していくことができるだろうか。ただ、今は休日がない忙しさの上に持病がボーダーライン上にある状況。
《関心のある研究会・セミナー予定》

○学習学フォーラム2010「バーチャルとリアルな学びの融合」
 日時:5月8日(土)13:30-16:00
 場所:日本教育会館(東京都千代田区)
 主催:特定非営利活動法人 学習学協会

○平成22年度日本教育メディア学会第1回研究会
 日時:5月29日(土)13:00-16:00
 場所:武蔵大学(東京都練馬区)
 主催:日本教育メディア学会

○日本教育工学会設立25周年記念シンポジウム
 日時:6月19日(土)10:00-16:30
 場所:聖心女子大学宮代ホール(東京都渋谷区)
 主催:日本教育工学会

情報教育セミナー2010
 日時:平成22年7月30日(金) 9:30〜16:30
 会場 アルカディア市ヶ谷(私学会館) 富士の間(3階)  
   (東京都千代田区九段北4−2−25)
 主催:財団法人学習ソフトウェア情報研究センター


○平成22年度 算数・数学連続セミナー第2回
 テーマ:授業研究(1) −授業教材の在り方を探る−
 日時:平成22年5月9日(日)  午後1時〜4時20分
 場所:財団法人研数学館 (東京都千代田区西神田2−8−15)
 参加費:無 料 (要申込・定員有)定員に達しました
 授業者:盛山隆雄   

○第5回 ガウスの会 授業研究会
 日時:平成22年6月5日(土)  午前8時30分〜午後4時35分
 場所:筑波大学付属小学校 
 
○第4回 筑波大学・附属小中高等学校 算数・数学科合同研究会
     大会テーマ「資料の整理―小・中・高の指導法を探るー」
 日時:7月10日(土)9:00から16:00
 公開授業:盛山隆雄(附属小)、中本信子(附属中)、矢野一幸(附属高)
 講演:講師 清水美憲先生(筑波大学)
 参加費:1000円


34462c05.jpg 今日は、本市の小学校視聴覚・情報教育研究会 定期総会が教育センターで開かれた。平成21年度事業・決算・監査報告後、22年度役員選出があり、研究・事業計画、予算案が承認された。その後関ブロ大会について、会長から話をしていただいた。日本に放送教育が根付いたのは、そもそもこんな経緯がという話から視聴覚教育変遷をからめつつ、現状までを一気に辿っていった。続いて部会オリエンテーションがあり、本年度のICT活用部会がほぼ毎月本校で行われることが確定した。これは関ブロ対応である。5月の初回は、『電子黒板を活用した授業』と題して、講師に佐藤幸江先生をお招きしての電子黒板活用入門編研修会を早速予定している。佐藤先生は言わずと知れたコアな電子黒板の使い手である。光村の『デジタル教科書』案内リーフレットにおいても対談で登場されている。今回講義が実現してうれしい限りである。6月、7月と関ブロ指導案検討が続く。9月は、「学校放送を活用した授業(仮)」として、「放送学習による人間力育成ブロジェクト委員会」委員の活用提案を予定している。10月は関ブロ最終確認。 いよいよ11月のブロック大会に向けて急加速していく。
 5時より企画会。

73a82225.jpg 『時々迷々「わたしは歌手になりたい」』を視聴。昨年度からの新番組だが、今年度は再放送と思っていたら、全編新作のようである。年間継続視聴を予定している。第一回あらすじ(番組Webより)
『セリは、将来本格的な歌手になることを目指している。クラスでは「1年生をむかえる会」のために合唱の練習が始まったが、セリは「そんな歌、ダサい」と興味を示さない。そんな中、セリは歌番組のオーディションを受ける。1次審査は合格し、セリは鼻高々。2次審査にむけた練習をするといって合唱の練習を抜け出してしまう。ところが2次審査は不合格。セリはそのことをみんなに言えず、合格したとうそをついてしまう。2次審査は「1年生をむかえる会」の日だった。前日、クラスのみんながセリのために合唱曲を歌ってくれる。みんなの歌声に感動するセリ。次の日、合唱の場にセリの姿があった。』
ねらい [1-(4)]
過ちは素直に改め、正直に明るい心で元気よく生活する。

冒頭に番組視聴。既に番組Webには、『重要シーンのイラスト』や『重要シーンの画像』が上がっている。これをプリントアウトして追確認に使える。近々学年研で予定している「中学年道徳番組を活用した授業」の展開研修で、この画像を示して子どもから上がってきた反応を伝える予定でいる。
 子どもたちが、視聴で注目したのは『みんながしんじておうえんしているところ』
皆が、心から信じて懸命に応援してくれる姿には、主人公も心打たれ、『さいごは、みんなでいっしょに歌っていたのがいいと思いました。』
 嘘をつくことで逃れたり、嘘を平気でつく大人の姿を身近に見たりしている今の子どもたちは、正直でない姿に抵抗感さえ薄れている。正直に伝えることの大切さ・心地よさを学ぶ機会となった。

aa816934.jpg 本日午後3時より、教育センターにて『校内情報配信システム研修会』が開かれた。各教室のテレビが地上デジタル放送に対応するには、校内放送が現在アナログ送出であることがネックとなっている。現有送出機器を生かしつつ、校内にデジタル配信するために、校内LAN回線を活用しようということで、STB(セットトップボックス)を設置してのシステム構築が進められている。(このやり方は以前に触れている)今回は先行導入校向けの業者による説明会であった。1.2TBのサーバーに映像コンテンツ等を取り込んでおき、相互利用することも可能となる。

0a9cab9d.jpg 「放送学習による人間力育成プロジェクト」  『実践研究報告書2009』ができあがる。関心をお持ちの方は、同Web『放送教育ネットワーク』の問い合わせ先にある「全放連事務局」まで。

0f247865.jpg 本日は、放送センターにて第一回の『放送学習による人間力育成プロジェクト』ホリデー研修会が開催された。始めに、指導講師より「人間力育成プロジェクトの三年間の総括として良い授業を。まとめ方は例年にこだわらない。全国大会が二ヶ月早い中プロジェクトのテンポも早く、知恵を出し合っていきましょう。」とのお話をいただいた。続いて局側CPより、全小学校に配布された今年度の番組紹介DVDの案内をいただいた。新番組の紹介ばかりでなく番組を使った授業についても収録されているそうである。今年度も全国大会前に放送活用の特番が期待できそうだ。
 その後、参加教諭各自自己紹介。22年度ブロック大会準備としても参加しているという方や、市研事務局長の立場となった方や、ブロック大会授業者を予定している方などもいらして、さらに真剣味の増す議論が期待されプロジェクト3年目として集大成の年にふさわしい展開となりそうだ。幼稚園側からも参加していただいた。その後、小学校から今年度実践予定を中心とした紹介へと続いた。「伝える極意」「時々迷々」「理科番組」「国語番組」「とことん見聞録」「見える歴史」「道徳ドキュメント」「カラフル!」など本年度も引き続き放送される番組の名前が次々と上がっていった。「見える歴史」では、理科で「思考力」育成をめざしてやってきた経過があり、歴史的事実を子どもたちが関連づけすることができる力を「見える歴史」でつけていきたいという話や、新興住宅地独特の相互関係が作れない状況から「時々迷々」「カラフル!」を中心的に活用したいという活用表明などもあった。また、「できた できた できた」「大科学実験」など、新番組を視野に入れているという方もいらした。「できた できた できた」では、1本目を視聴させ、子どもたちの印象に残り、(小学校当初に)伝えたいことが入っていて伝えることができたとのことだった。今年度の会員発表の場として、県夏季特別研修会で提案される方、ブロック大会・分科会で報告を予定している方・授業者の方、全国大会・分科会で発表予定の方などがおられる。都大会を予定している学校からは校長先生がおいでになられた。
 続いて年間スケジュール確認。第1回授業研究会では、6月に2回事前研を行い、7月4日に当日の授業研を迎えることになった。行うのは「伝える極意」。「発表力」を授業に生かすというねらい。「6月2回目は、全国大会でのプロジェクト対応についての検討も必要という見通しだ。
 事務局長からは、大会分科会で予定している「模擬授業」は、「放送教育の伝統的な考え方を再度(確認し)大事にしていきましょう」「50インチの大型テレビが多くの自治体に入り、地デジが導入されるなど(視聴環境が)大きく変わっていく中でどう取り組むかの視点が大切でしょう」との話をいただいた。また、「事務連絡だけになりがちなメーリングリストでは、自分が実践していることを少しずつ出していくことをやっていきましょう。それが実践に反映されていかなくてはいけなく、授業研提案者は途中でもどんどん経過をメーリングに上げて欲しい。日常の研究のスタイルとしてメーリングに上げていくことを進めていってほしい」という話をいただいた。
 最後に、プロジェクト内で、司会・ワークショップ担当などの各役割分担をした。自分は引き続きWebを担当して、スピーディーかつ具体的な情報を掲載していきたいと思っている。
 終わりに、指導講師より「笑顔で3月が迎えられるようみんなで頑張っていきましょう。」とのお話をいただいて、閉会した。

54865566.jpg 昨年度の漢字練習帳を引き続き使おうと開くと、2年生時に『電子黒板』と練習させた形跡が残っている。日常的に授業で使っていたことを表す証と言えそうだ。
 

bfa3c5ab.jpg いよいよ、この4月より平成22年度学校放送番組が開始した。そろそろ各小学校へは、 『NHK学校放送・デジタル教材利用ガイド2010』の番組パンフレットや案内DVDがNHKより届いているのではないかと思う。校内研修会の折にこのDVDの映像を紹介すると、その効果を理解いただけるのではないか。「デジタル教材」や「新番組紹介」もさることながら、「学校放送番組を使った授業」についてもぜひ見てもらいたい。ブロック大会・都道府県大会で公開授業をされる方々には、よく分かる動画資料をいただいた。理科番組が新指導要領対応として改編されるであろう来年度についても、ぜひDVD配布を願いたいものだ。多くの自治体で『大型テレビ』(アナログ送出のところもあり、あえて「地デジ対応」とは言わない)が導入されて、これまでテレビを活用することに目が向けることがあまりなかった多くの先生方が、これだけ場所をとる大型提示装置が教室に入ってきたことを無視できず?、授業に生かせないかと目を向け始めたであろうこの時期の配布は大変タイムリーである。ただ、大変な費用をかけて制作され送られた一枚のDVDが、ビニールを切られて開封され、校内で視聴されていくかは、宛名にある「放送・視聴覚・情報教育担当教諭」の意識にもかかっている。さらにその方々が加入している各市・区の研究会組織がこの機を認識して活用を促すかにもよると思える。ぜひ研究会組織で一度内容を視聴したり、呼びかけたりしていただきたいものだ。
 また、新番組ではなくとも、全番組が新しい内容となる『カラフル!』や一部新規制作の『おはなしのくに』(「首都圏外郭放水路」でも撮影)や、新指導要領対応部分が新しく作られるといわれている『理科番組』にも注目していきたい。『カラフル!』は、夜間の放送が先行二回放送され、児童のいる午前中には、週一度という、一般向けにも対応した「小学校3.4.5.6年、総合・特別活動・道徳番組」。そのため夜間録画をして事前視聴を心がけ、授業での切り口を考えたい。番組Webからは2番組が先行することがわかる。(「カラフル!」のWebは、どこを見ていくと昼夜の放映区分があるか、たどり着くまでわかりにくいのだが。)

f0e9dd50.jpg 本日は、全放連事務局会の5月定例会がNHK放送センターにて開催された。議題は、『報告事項』として、「平成22年度年間行事予定」「NHK全国高校・中学放送コンテスト」「人間力育成プロジェクト計画」。『確認事項』では、「平成22年度事務局体制」「同・ブロック理事会予定」「常任理事会準備(原稿分担)」「『月刊視聴覚教育』掲載計画」「第61回全国大会」「第62回全国大会」について。『検討事項』では、「平成22年度 全放連研究方針案」「同・全放連事務局研修計画」「同・地上デジタル放送対策委員会計画」について示され、協議を行った。
 とりわけ、要となる新年度の「全放連研究方針案」に、多くの方の考えなり意向なりが表明された。「多くの自治体で大型テレビが導入されたこの折りを逃さず、その活用効果を謳うべき」「現実的により多く活用されているクリップ等デジタル教材から触れる」「生・まるごと・継続を精神として」「精神に留まらず、今日においても柱としていく」などの声が上がっていった。自分としては、大型テレビの大画面効果は大きいが、電子黒板的活用面はICT機器活用研究サイドのことであり、放送教育サイドとしては何よりも番組そのものがより質の高いものとなるような現場からのサポートであろうと思う。また、高校側からは「高校・中学では学校放送番組活用ばかりでなく、放送番組を作る・機材を使って表現するといった要素も大きい」といった話もいただいた。いずれにせよ、この「平成22年度」という期にそぐう現実の状況を見据えた研究活動方針を掲げてもらいたい。小学校で言えば「新学習指導要領」実施前年の移行期であることが大きいだろう。児童が活用力をつける道筋の中での番組効果場面をぜひ公開授業で見せていただきたいものだ。
 会終了後、引き続いて「人間力育成プロ」の昨年度報告書・第二回校正作業を10時近くまで行って散会となった。

ここ数日出張続き。それぞれ大事な会。しかしながら校務もおろそかにできず、遅くまでの会議後に帰校してしばらく仕事をすることになりそうだ。
 本日は、『関ブロ事務局会4月定例会』。事務局長より、組織・予算・タイムテーブル・担当等について再度提示があり。やはりぎりぎり作業ということになりそうな気配。昨年度、県夏季特別研修会では、第2会場の手配・補助金申請・開場・レイアウト・提案者・施錠・弁当始末まで担ったのだが、今回の大きな会では、授業者以外に運営側としては「機器展示手配」という窓際役割。どうも開場の関係で展示せずになりそうだから、この事務局会も出席の必要が実はなさそう。
 しかし肩書きはともかく、補助金関係で何度も局へと問い合わせ役となり、記念講演・講演者プロフィール作りでは夜半までかかってのゴーストライター。
 全体で確認後、各部ごとに細部を詰める。

b5528778.jpg 本市では、補正予算以後、各校30万円弱の枠で、規定のソフトウェアからの選択制ながら、大型テレビに対応したソフトウェア購入が認められ、3月頃から順次届き、インストールがなされてきた。中でも市内殆どの学校で購入を決めたのが、『光村デジタル教科書』。本校でも導入され、各教室のPCからHITACHIの電子黒板に再生できる。昨日は、学級児童と花壇の花を見に行くと、2年教室ではデジタル教科書で学習をしていた。資金補助がなかったころは、業者からも導入率が低いと言われ、毎年のようにデモンストレーションを依頼していたことを思い起こせば、夢のような話だ。

 小一プロブレム対応番組『できた できた できた』のWebが開設された。時として3年の前期でもワンポイントとして活用できそうな気がする。

 予想通り、異動後の繁務に追われている。赴任校での不慣れと新しい担当での混乱が、さらに拍車をかけている。久しぶりの安全対策担当であったり、初めての図工主任であったりするからだ。しかし、環境が変わって、まだ知らない部屋や学校周辺の未知の環境にワクワクする気持ちが大きい。
 校内での、よくある3担当、本校では「学校運営」「授業研究」「児童理解」に分かれていて、「学校運営」は、主に学校評価・外国語科推進・評価・広報 たより等を担っており、「授業研究」では、研究開発・教育課程・学習状況調査等を担当し、「児童理解」では、児童指導・人権 福祉・特別支援教育等を担っている。関ブロ対応で赴任した自分としては、「授業研究」であろうところだが、「児童理解」に割り当てられている。これは、学年3学級を上記3グループに振り分けていることにもよるのだが、公開授業に向けた研究を校内に生かそうとする意識が薄い現れともとれる。関ブロ当日は、授業についての事後研究会が予定されていないことも、志気への影響があるのかもしれない。本校を会場として担当県から提案される「ICT活用」「情報教育」「放送教育」の各分科会において、難しながら絡めればとは思う。

 唯一の学校放送新番組でもあり、最新の内容を関わる多くの方に使っていただきたいと、個別支援学級の先生にお話しすると、テキストを閲覧して、「このような番組は、とってもうれしい」ということだった。第1回の放映済み番組を見ていただいて、どのように活用することができるかお聞きしたことを、またここに書き上げたい。

 いよいよ、新たな赴任校第一日目。今年度は、本市が関東甲信越ブロック大会を担う年度である。自らが全放連・他地区ブロック担当なのだが、今年度、人材公募に対応して本日、会場校へ異動した。当日は放送教育授業者を予定している。これからは、自らのブロック大会当日までの経過をここに書き上げるというニュースが加わることになる。担当学年は3年となった。学校放送番組があまりラインナップされていない低学年ではないのだが、今年度新番組は始まっていない。昨年度・「放送学習による人間力育成プロジェクト」で報告した『ひょうたんからコトバ』実践というアプローチが考えられる。「ことわざ」のによる学習はむしろ4年生が充実している。いかにせよ「二次案内」には、具体的に内容を上げなくてはならないので、学年決定後そうそう時間があるわけではない。今年度『伝える極意』『ひょうたんからコトバ』『カラフル!』『時々迷々』などを視聴していきたいと考えている。理科もなるべく使っていきたいとも思っている。事前視聴し、効果を期待できると思えるものだけを使いたい。内容は、学級児童状況も勘案して決定したいと思っている。

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