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学校放送番組活用実践・情報教育研修 全放連放友会員

2008年09月

1f4b3b62.jpg 『みんな生きている』の今回は、「聞かせて、戦争のこと」。番組では毎年戦争題材を取り上げている。今回は沖縄の小学四年生の男の子が主人公。番組Webによる内容紹介には『沖縄県に住む小学4年生の男の子。ひいおじいさんが、63年前、アメリカとの戦争で、亡くなりました。家族は、その痛みとどのように向き合ってきたのか。男の子は今、沖縄で起きた戦争について深く知りたいと思っています。』と書かれている。
 個人的には、沖縄での戦時中の様子は教育工学沖縄大会で訪れるまであまり知り得なかったが、大会翌日に南部へのバス便の終点まで行ったところで、タクシー運転手に一通り案内をすると持ちかけられたことで、ひめゆりの塔や平和祈念公園などを訪れることができたことがある。そこで視聴した記録映像による衝撃はとても大きいものであったことを記憶している。
 番組では、お盆の行事の様子やおばあさんが語る当時のこと、そしておじいさんと亡くなったひいおじいさんの慰霊碑を訪ねて話を聞く。自らは詩の中で、戦争をやらない決意を表していた。
 同居する大家族の中で、祖父母から直接話を聞く機会というのは多くの小学生にはなかなか得ることができないだろう。このような番組を活用することで、悲惨な戦争を二度と起こさない決意に至れるきっかけとなるだろう。

7607e97a.jpg 読売新聞の教育特集コーナー『教育ルネッサンス』では、現在「教育の情報化」シリーズと銘打っての連載が続いている。今回は、 『電子黒板で自由自在』という内容。中学で取り上げられている例は、先日の算数定義文での活用と同スタイルだ。画像を見ると黒板にマグネットスクリーンを貼り付けてUCHIDA「インタラクティブ・ユニット」を使っている。本校ではボードとプロジェクターが一体となった「インタラクティブ・スクリーンボード」で行ったが、普通教室では、記事と同様の「ユニット」2セットが使える。
 使う様子の文面を比較してみる。読売記事『「じゃあ、画面を見ながら読んでみて」と、教務主任の教諭が暗唱を指示する。最初は全文が表示されていたが、教諭が電子黒板の画面を電子ペンでぽんと押すと、一部が空白になる。生徒たちはそれでも一斉に、「今は昔、竹取の翁(おきな)といふ者ありけり……」と読み進める。教諭が空白部分がさらに増えた画面を見せるとつかえてしまう。「じゃあ、もう一度前に戻ろうか」こんな繰り返しの中で、生徒たちは、授業の終わりには冒頭をそらんじていた。』
 次に、先日の算数から、『まず「二等辺三角形」の定義確認。「定義文」だけ表れるサイトにつないで一斉に読んだ。その後、文字の上をマウスでなぞると通ったところの文字だけ消えていく。ある程度消しては読み、さらに消しては読みと進めて、最後に戻してノートに書き写す。』
 記事の学校では全教室にあるとのことで、セッティングには手間取らないだろうが、それでもプロシェクターの光量の問題がある。
 「インタラク・・」単体なら10万前半。30〜40万の3000ルーメンクラスのプロジェクターやマグネットスクリーンと合わせて60万程度だろうか。「電子黒板」と言うなら、やはり「電子情報ボード」としては内部発光による42-50インチサイズのプラズマディスプレーのPC・地デジTV一体型のものがもちろんよい。より高額になるが。

e417780e.jpg 4年生の図形単元『三角形を調べよう「二等辺三角形と正三角形」』の初発で機器活用の場を設け、フラッシュ教材を活用した授業を行った。
 『二等辺三角形と正三角形』の第一時 先ず、「スクールプレゼンター」でいくつかの二等辺三角形と正三角形を示し、 『4年算数フラッシュサイト』の「二等辺三角形と正三角形」へと進んだ。教出や東書の単元の始めと同じ3種の弁別図があり、どのように分けられるか確認をしながら児童がスクリーン前に出ては次々交代にドラッグして仲間分けを行った(画像の場面)。このあと各自が教科書を開けて、同じように色分けされた仲間分けワークに取り組んだ。
 まず「二等辺三角形」の定義確認。「定義文」だけ表れるサイトにつないで一斉に読んだ。その後、文字の上をマウスでなぞると通ったところの文字だけ消えていく。ある程度消しては読み、さらに消しては読みと進めて、最後に戻してノートに書き写す。
 次は手元に配付した4組の長さのカラーストローを使い「二等辺三角形」を各自が机上に構成。漫然と構成するのではなく「一番大きい二等辺三角形と正三角形を作りましょう。」と指示する。自信がある児童を指名してOHCでスクリーンボードに拡大投影して全体で確認。「コントロールパネル」によりPCとOHC間の切り替えがスムーズで重宝。ワイヤレスでも使えるのだが、すぐバッテリー切れをしてビープ音が鳴るので、時間直前まではACケーブルを入れておかなければならない。正三角形についても同様の手順で確認した。
 フラッシュサイトを手繰っていくと、「三角形クイズ」や「三角形神経衰弱」などが出てくるので、少し全体でやってみた。(休み時間にも対応するので特別教室にきてよいとも伝えると次々とやってきて楽しんでいた。)
 最後に次時に行う作図の仕方をフラッシュ教材で確認。ポイントを確かめながら次でも使えるといいのだが、早くに戻しておかないと不満を買ってしまう。既に改良モデルが出ているそうだが本機ではキャスター付でも高さの問題で教室の梁の下を潜らず、今後も移動しての使用は難しい。
 実は、これら教材を4年でも使おうと思い立って準備を始めたのが時間前の昼休み。さっと検索してススッとお気に入り登録。ふだんもこういくといいのだが、今回は直前に授業研で使っていたのでどこにありそうという見通しはあったからともいえる。家のPCでは学習に関わるサイトがあると『学習情報』というフォルダに入れている。今ではあっという間に登録が100を越えてしまった。
 「インタラクティブ・スクリーンボード」タイミング良く納品されて使用することができ、インタラクティブユニット機能の操作感やフラッシュ型教材の使用感の感触が得られた。反面、全体利用では、軽快に「フラッシュ」を使い進めていくばかりだと、それだけでは「フラッシュ」のように瞬時に記憶から遠ざかってしまう。定着化を図るためには、本時でも心がけたように、その都度個々の作業を挟んで確認しながら進める ことが大切だろう。

23451c04.jpg ラジオ第2で放送されている『おはなしの旅』の「高学年」は、9月の終わりから10月の始めにかけ、2回シリーズでサン・テグジュペリ「夜間飛行(1)(2)」を予定している。語りは俳優の寺田農さん。高学年の放送時間は水曜日・午前9:30-9:45、金曜日・午前9:45-10:00となっている。

fccd6130.jpg 本日は、内田洋行 新川オフィスにて、『先導的教育情報化推進プログラム」調査研究協力校会議 』が開かれる。依頼されている「ICT活用調査表」「実施計画書」「デジタル指導案」などの提出物の確認。各校懸案事項等の確認・共有。第三者評価調査。今後のスケジュールについて午後4時頃まで話し合う予定。本校からは、研究推進委員長が出席する。

4cdae018.JPG3fc34256.jpg ・・・。

5d170f32.jpg 『ティーチャーズネット』には「スタッフ日記」というコーナーがあり、「授業見学してきました」には番組を活用した5年理科の授業の様子について書かれている。この授業は日本放送教育協会が文科省の「先導的教育情報化推進プログラム」での「ICTの授業活用」として受託した実践研究協力校での授業だ。その様子は動画も含めて『放送教育ネットワーク』上に上げられている。

dfecc973.jpg 当地での関ブロ開催準備のための会合。研究主題・案内形式・参加申込み形式・Web立ち上げ・関係諸団体一覧等、今の時点で進められるタイムテーブルの再度の検討を行った。

81dbcbd7.jpg 今日は、用あって電車で移動。休日電車に乗ると子どもを始めとした気になる振る舞いに出会うことが多いので電車利用は不快な事が多い。行きには「ポニョ」の歌を幼稚園ぐらいの子4人で大合唱。むろん保護者が脇にいるが、注意をするはずもない。周囲は迷惑気な顔ばかり。また、帰りにはよほどのことがないと開けない開口面の大きな窓を開けて乗り出して外を眺めるヘッドホンをつけた若者を発見。室内は冷房。周囲の者は声をかけはしない。
 途中PC店に立ち寄る。何も予定がないときに購入しておこうと思っていたのがこれ『SANWAバキュームクリーナーCD-82VC』。つるしで2個だけあった。ゴミ・ほこり吹きとばし用スプレーは2缶で700円程度だが、これは単3電池駆動。空き缶の山ができないので「地球に優しい」と言えるか。肝心な能力はこれから確認。

459035bc.jpg 以前にも触れた、NHKスペシャル『デジタル ネイティブ』。日本での動画投稿を締め切った後にも、海外からは受け付けているようでいくつか上がっていた。アメリカなど特定のコミュニティサイトを通じて募集しているようだ。『子どものころから、インターネットを「水」や「空気」のように使いこなしてきた「デジタルネイティブ」とも言うべき若者たちが登場しています。今、彼らは、ネット上の”つながり”をペースに、これまでの常識では考えられないムーブメントを起こし始めています。(番組Webより)』。
 サイトに掲載された数多くの投稿を見ていくと、インターネットが自分の生活や考え方に大きな影響を及ぼしていることがリアルに伝わってくる。

d6144ab3.jpg 来る10月31日(金)に予定されているの「第57回九州地方放送教育研究大会」二次案内が全放連Web「放送教育ネットワーク」に掲載された。
過去2回・担当代理として理事会にうかがったが、大会には参加したことがない。8月1日の「情報教育セミナー」会場へ前田先生をご案内したときにもお誘いを受けたが、残念ながら四国大会が同日に予定されていて今年度も叶わない。小学校の授業公開は1授業のようだが、今年度新番組「見える歴史」を活用し番組特性か生かされるようなので、報告を聞きたいと思う。研修会でのNHK制作局第1制作センター(学校教育番組)チーフディレクター武田一則氏による「NHK教育番組の利用法」〜デジタルコンテンツの利用について〜も最新状況の気になる話。(大会公式Webはこちら)

f4d50060.jpg 今回の授業研で参加者の関心を集めたたのが、4年生総合的な学習の時間「みんなのかんばん(サイン・シンボル)」だ。講師の藤谷准教授も報告スライドで別に一枚割いてられたし、映像理論を専門とする本校校長も事前研から授業・ブロック別研究会と欠かさず加わられていた。
 『学習活動計画』は、「身近にあるかんばんについてしらべよう」・「みんなが調べたかんばんにはどのような工夫がされているのかな」・「みんなに知らせたいことやものがあるのかな」・「わたしたちのかんばんをつくろう」・「私たちのかんばんはどのように見てもらっているのかな」という構成。
 『本時目標』は、「取材してきたかんばんに使われている色に着目して色の効果やイメージを話し合い、使用されている色によって、受け取り手には様々なイメージや情報が伝わっていることを知る。」 『本時の学習課題』は「かんばんで使われている色を見る人はどう感じるのだろう」であった。
 子どもたちは、各自画用紙を貼り合わせたワークシートに自分が探してきた看板画像を印刷したものを区分けしてまとめたものを手元に置いていた。
 「青」は病院での「清潔感」を表しているとクリニック開院の父親に聞いたり、生協でインタビューした児童は「緑」は自然を表すことを聞き「天然素材」「地球環境に優しい」へとつながると伝え、扱っていたカラーに「表し示す側の意図」があることが報告されていった。落ち着いた色の組み合わせでは「和風」らしさを感じさせる・食べ物の店では「オレンジ」「黄」などを多用していて食欲をそそるなど、見る側からの印象も伝え合い、プロジェクターで集めた画像を示しながら互いの持つ情報や考えが引き出され繋がっていった。
 事後研では、自分からはこの取組は「メディアリテラシー教育」の好例として、生活に氾濫するメディアを時には疑いを持つなど、選択して読み解く能力をつけることへと繋がる機会となっていると話した。合わせて企業は、マーケティング手法として「コーポレートカラー」を「CI(コーポレート・アイデンティティー)」の一環としていることについても若干触れた。

99690ba2.jpg 昨日は、本校にて『先導的教育情報化推進プログラム調査実践協力校授業研究会』が行われた。担当の目白大学藤谷准教授をお招きし、市指導主事・前指導主事の市内小学校長とともに講師として全体会・分科会に加わっていただいた。授業は、個別支援教室「ぼくの輪をなげよう!みんなの輪をかぞえよう。」・2年国語「サンゴの海の生きものたち」・3年算数「長方形と正方形」・4年総合「みんなのかんばん」・5年総合「めざせ!検索名人」・6年総合「ネチケットかるたを作ろう」の6授業。ICT活用場面としては、個別支援級では「デジタルコンテンツの算数クイズ」をプロジェクターで拡大投影・2年「海の画像や映像」をプロジェクターで拡大投影・3年算数では「フラッシュ型教材・スクールプレゼンターEXでの教材」をインタラクティブスクリーンボードにて投影・4年総合で「児童が撮影した看板画像」をOHC・プロジェクターにて拡大投影・5年総合は「標識」をインタラクティブボード提示して児童が個々にPC検索・6年総合は学習過程の中で「つたわるねっと@フレンド」による情報モラル教材・メール疑似体験を行った。「ICT活用−教師、情報教育−児童」とも言われ、ほとんどのプロジェクター投影が教師の提示機器として活用。ただ、4年のスクリーンボードはPC画面上のコンテンツを児童が自らのやり方・考え方を拡大画面の中で操作してみせることを狙っていた。ボードは児童に合わせた高さに調整してあり、フラッシュやスクプレもその効果が生かせるよう選択。事後研では超短焦点プロジェクターにより、記入者が影となって映り込まない効果を感じたと参加者から伝えられた。(1時50分5校時開始、画像では2時10分の場面)

3d0993c0.jpg03ff5528.jpg 本日、NHK放送センターにて定例の事務局会が開かれた。全国大会が迫り、午後9時半近くまで協議。「東北・中国・九州」ブロック理事会報告。「東海北陸・近畿、中国(夏期特研)」ブロック大会報告。中学校放送コンテスト結果報告。第59回放送教育研究会全国大会・進捗状況、運営等確認 検討。第60回放送教育研究会全国大会。人間力育成プロジェクト報告。地デジ対策委員会報告。その他案件。

25a24513.jpg 読売新聞での連載記事『教育ルネサンス』では、17日より「学校の情報化」シリーズが始まった。第一回目は、「市立小中の全教育 パソコンで授業」
 記事は3項目に分かれている。最初は5年生が「小数と整数のかけ算・わり算」で「インタラクティブスタディ」を使い個別に自分のペースで学習を進める場面。
 「東京都・日野市ICT活用教育推進室の取組」について2項目目で触れている。全教員に向けてどう注力したかがわかる。27年目の小学校教諭は、「黒板だけでも授業はできるが、映像作品や色鮮やかな画像を示すことで、勉強嫌いの子の興味も引ける」と話す。
 続いては「教科担任制の中学」での導入苦労。旗振り役の教務主任が話す、「これまでの授業は壊さずに、話術などで補ってきた部分で使えばいい。ICTに振り回されては元も子もないから」という言葉が印象的。
 最後には、「普通教室の校内LAN整備が62・5%」という整備の遅れについて。2006年に示した「IT新改革戦略」で掲げた目標達成が厳しそうだと結んでいる。(画像は記事とは別のイメージ)

13bc8557.jpg『みんな生きている』「87才、57才、そして8才」  放送は4回。残るは19日(金)。
  「ひいおばあちゃん、おばあちゃんとおじいちゃん、そして両親と暮らす小学3年生が今回の主人公です。おばあちゃんたちといっしょに楽しんでいるのが民謡。年の差をこえた家族の絆を描きます。」(番組Webより)
家族4世代が暮らす今時珍しい家族が今回の舞台。昼間は働いていていない両親に代わりひいおばあちゃんやおばあちゃんの影響を受けて民謡や三味線を習っている3年生の女の子。学校では民謡を習っていることはあまり友達には言わず、気乗りしないときは飴をなめたまま三味線を弾いていて歌えずにおばあちゃんに注意されたりすることもある現代っ子の微妙な心も描く。将来は歌手になりたいと頑張ってもいる。
 主に民謡を教えてくれるおばあちゃんはまだ56才で、撮影もあってかお化粧でも若く見える。夜に帰ってくる両親に甘える姿はあるが、おばあちゃんたちに育てられていると映る姿を子どもたちはどう感じるだろうか。

『ETV特集 手の言葉で生きる』が、21日(日)夜 22:00−22:59
 NHK教育にて、大竹しのぶさんの語りで放送予定である。<字幕放送>
 内容は「ろう学校小学部で、手話で授業をしている、耳の聴こえない先生と子どもたちを追ったドキュメンタリー。豊かにコミュニケーションする「手話」と、社会で必要な「日本語」。二つの言語と格闘する子どもたちの半年間の姿を追った。今回の番組では、人工内耳手術をした後、やはり手話でのコミュニケーションを選んた女の子や、家族も全員デフ・ファミリーである先生の生活の様子なども織り交ぜて、手話で生きる先生と子どもたちを見つめる。(「今回の番組をきっかけに、より多くの人に、聴こえないこと、手話、障害のとらえ方…などについて考えてもらえたら…と思います。子どもたちの生き生きとした手話にご注目ください。担当よりガイド)

542534ef.jpg 『acTVila (アクトビラ)』。「テレビをもっと楽しむためのネットサービス」というコピー。「入会金・基本料不要」「大画面&高画質!」「カンタン・便利」という触れ込みで深夜には沢山のスポットが流れている。各メーカーから対応型TVが出ており、ブロードバンド接続するだけで「アクトビラ ベーシック」の利用ができる。TVとネットの融合の一つの形か。「NHKオンデマンド」をテレビで楽しむサービスもあり、今後地デジ対応ブロードバンド接続TVが一般化してくると多様なサービスが期待できる。(画像は、ペイントで描いた悪戯書き)

7ba70db2.jpg 先日設置されたスクリーンボード(正確には同ボード「IS-80」にオプションで超短焦点プロジェクターが付いたもの)を、来週の校内授業研究会で使用するための準備に学校へ行き、ソフトやフラッシュ教材を映写してみた。電源を投入するとプロジェクターの曲面鏡のついたカバーが迫り出てくる。このリトラクタブル機構がとてもかっこいい。ただ、65cmの近接投影ということで、照射光が遠方になるところのピントが甘い。というより全体に均等ではなく、マニュアル操作で遠方に焦点を合わせると近い側が甘くなるということだ。プロジェクターはボード背面に取り付けられた2本のスチールアームに取り付けられているのだが、十分な強度を満たしているか気になるところ。

 地デジ・BS/CSデジタルなどを丸ごとコピーしてしまう機器や改造基盤などが、特集された雑誌が堂々と販売されている。Webを見ても、解除して録画できることが明記されている。誌名や機種名に触れると誘いかけることになるのでリンクもしないが、海外直送ならOKなのか。3万弱と価格的なハードルが高かったり、事前振り込みであったりすることで、すぐに多く広まるとは思えないが、徐々に購入者が増えるのではないか。国の規制の動きもあるのでこのままではなさそうだ。

 『英語でしゃべらナイト』大人版の方は、かなり実際的な英語学習。今回は『フーテンの寅さん』が海外で字幕スーパー入りで放映されるという動きがあり、スタジオでもその特徴的な一部を、寅さん好きのネイティブの人とともにアフレコ体験をしようというもの。英語を身近なものにしようという試みのひとつだろう。次回15日はいよいよ「パックン里帰りSP in コロラド」23:00〜

1080a18b.jpg 本校に「インタラクティブスクリーンボード」が導入された。要するに80インチスクリーンボードに、インタラクティブユニットが常設されているということ。さらにその上に、日立の超短焦点プロジェクターCP-A100がユニットとして設置されている(画像参照)。プロジェクター付スクリーンと単純に言えぬメリットは、プロジェクターが超短焦点だけあって65cmの近接から曲面鏡を介して投影していることで、プロジェクターの光線の間に人が影となって写り込みにくい(もちろんペンタッチなどの操作の手は写る)ということ。その上80インチであるので縦幅は黒板ほどもある。(リンクしたカタログとそれらを組み合わせた本体画像を参照してください。)

79df8640.jpg 校内研修でコンテンツ紹介をするたびに加えてきたのが、学研発行の情報テキスト『わたしたちと情報』の紹介。昨年度末にやっと学校で40冊購入してもらった。今度の授業研のベースで5年生が使うそうだし、低学年向けはないのだが、関心をもって低学年担任が手に取っているのを見るとうれしい。効果を感じながらなかなか育てることのできなかったところに一連の「学習プログラム」が示されているのが心強いと感じているようだ。

975c11ec.jpg 夜遅くにTVをつけると、『プロフェッショナル 仕事の流儀』の再放送をしていた。「攻めの泳ぎが、世界を制した 競泳コーチ 平井伯昌」の回の再放送。前々回のオリンピックでは、想像も出来ない重圧や雰囲気にのまれて予選で北島に「予選は流せ」と指示して予選落ちしてしまったという経験をナレーションは語る。直後に「俺が悪かった。」と謝ったそうだ。選手の一歩前を歩くことの難しさがそこにはあった。五輪は精神面が大きく影響する。精神面を鍛えるために、あえてハードな練習をしてそれを乗り越えられた自信によってハードルを越えていく。『選手の一歩前を歩く』技術面でも、精神面でも選手をリードし、引っ張り続けることがコーチの使命としたら、教師も自信に満ちあふれた態度で児童を牽引する姿が使命につながる。現実は常に緊張感が要求されて参ってしまう者も多い。

b767e9cb.jpg 本日7日(日)の総合・午後9時〜9時49分のNスペでは、 『よみがえる浮世絵の日本
〜封印が解かれた秘蔵コレクション〜』
が放送される。番組WEbでは『ボストン美術館で封印されてきた浮世絵コレクションが初公開された。写楽をしのぐ天才・国政の謎の生涯、巨匠・広重の知られざる葛藤。絵師たちの知られざるドラマを描く。』と書かれている。
Webで、『動画予告』を視聴できる。
子どもの頃に、木版画専門店の店頭などで目にして興味を持ち、記念切手を収集したり、写真集を購入したり、宿場の再現ジオラマを作ったりなどした記憶がある。当時世界で一番多く裸の女性が描かれていると少年誌に紹介されていて購入したのがアジマン発行の切手「風呂場美人図」。

ec0cb125.jpg 『学校放送セレクション』では、9月は19:25-19:40までが、 『えいごでしゃべらないとJr.』で、19:40-19:55までが『見える歴史』のプログラム。10月6日(月)からは19:40-19:55の回が『伝える極意』になる。収録忘れの場合にはここで録るチャンス。

ce38989d.jpg 隣区公会堂にて、午後6時より『料理研究家 枝元なほみさん』の講演会が開かれた。8時までの2時間の間に「とうもろこしご飯」を焚いたり、ブロッコリーのおかずを作って、みそ汁まで最後に壇上で調理してみせながら、自分の料理史やらポリシーやエピソードなど(「枝元なほみ 〜はてなダイアリー〜」にあるような)ほのぼのとした話であった。自分が自分で何を食べたいかを考えること・その食材がどこから来たのかを考えることなどは繰り返し伝えていた。出身中学が同じとはびっくり。学年も同じではないかと思うが当時は7クラスあって記憶にはない。

a69b19df.jpg 明日は、18日に行われる低中高部会授業の事前研究会。指導案発送のための提出締め切り日ともなっているため、検討で修正された部分は即反映されて印刷提出しなければならない。総合的な学習での授業を望んできたが、縛りもあり「算数」ということに落ち着く。 「フラッシュ型教材」や 「インタラクティブユニット」での効果が期待できる3年「長方形と正方形」での定義を確認した後に「タングラム」などに取り組むというところ。 

590ea63d.jpg 本日は、情報教育課各室にてメディア活用部会と教材製作・情報ネットワーク合同部会の研修会がそれぞれ開催された。メディア活用部会の提案は2本。1本目の提案は、「開港記念日」に向けた学級制作番組の作成経過からで、先ず当日全校向けに放映した作品を視聴した。原稿は、4年・国語「かむことの力」のフォームを生かして全員一文ずつ入れたこと。紙芝居のようにめくっていく絵は、A4半裁程度に描かせたことによって負担意識少なく作り替えも容易だったこと。拡大撮影することで充分視聴に耐えた。1日目がシナリオ構想。用紙を持ち帰って絵を描いてきて、二日目が撮影の二日間、翌即放映という離れ業。児童に見通しを持たせ情報の分掌化を図る。要は教師の映像制作力量ではある。提案者もまた、映像理論の講師級。とはいえ短時間で学級児童全員と自作教材ができるノウハウは有益であった。関連して「マインドマップ」「新聞製作の数種テンプレート用意」などの話などの独自のアイデアを聞くことができた。
 2本目は校内夏期情報研修会でのスライドをもとに、自分の方から数種のコンテンツ紹介。本来の提案者ではなく、割り込み提案。前々回時間に余裕ができて話すことになった「学校放送新番組案内」、前回の地デジを始めとした単独提案、そして今回と3回続けて情報提供をしているが、まだ情報モラルについて薄いのが気になる。後の予定の人に期待したい。 UCHIDAの「スクールプレゼンターEX」は、ネット上にある体験版からのデモンストレーションをプロジェクターで示すと、活用度の高さが好評であった。
 終了後に隣の合同部会を覗く。スクリーンに魚市場の様子が投影中。見たことのある景色は当然。20年前に自分の授業で使うために許可を得て4時から同じ場所を撮影したことをすぐ思い出した。鰹が整然と並んだ「入札の様子」。「せり」ではないので至って静か。コンテンツ活用の姿を制作とネットワークで進めることでどう取り出しができるかが興味の的。
 その後、役員での「研究推進委員会」が5時を結構廻ってから。先日の「図工研ワークショップ」の反省と今後の対応について。同じく「県夏期特別研修会」(ここでは共同提案)の反省と次回は主催となるので見通しについて。いずれにせよ会場押さえも含め動きは早くに。再度来年担当提案で本市が分担となる「放送教育・分科会」の提案立候補のお願いをしてしまった。

92ef038c.jpg より多くの放送教育情報をと始めて、早4年目。多くの方に見ていただいて40000アクセスを越えました。ありがとうございます。通りよい文章で、関連情報のすべてを書き上げることには及びませんが、脚色のない素の話題提供に努めてまいりたいと思います。

aa833903.jpg 3日提出を要求されている指導案作成に向け、今日は一日みっちりと準備。もちろん平日なのだが、8月30日(土)には、地域防災活動と合同で『総合防災訓練』を行った。そのため今日は代休。しかし授業者には厳しい一日。本校は『先導的教育情報化推進プログラム実践委託校』であり、9月18日(木)の当日には大学准教授・事務局担当者が見えることになっている。6授業のうち本校の情報担当者が3人入っており、総合的な学習で情報教育を取り出しでしっかりと扱う内容も多い。
 自分は、3年算数「長方形と正方形」の学習。定義確認ではフラッシュ教材を用い、「タングラム」などを用いたりする中に、「UCHIDAスクールプレゼンター」を活用したいと思っている。実物投影機はELMO社の例のもの。プロジェクターはパナソニックのものをワイヤレス使用するつもりでいる。

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