本日は、『緊急課題に対応した情報モラル教育セミナー』横浜エクセルホテル東急にて開催。全国から横浜においでになられたもよう。徳島の中川先生をお見受けしたり、 「メディつき」から？は、代表の高橋先生以下、大勢いらしていた。時間も交通費も大変なことだろう。それでもこの会への期待が大きく、楽しみにしていたともお聞きした。冒頭にJAPET専務理事の話。続いて「情報モラル教育は今どうなっているのか」と題してＮＩＭＥ准教授 堀田龍也先生から基調提案をいただいた。
第一部では、『学校現場発 情報モラル教育の現状報告』と題して、千葉県柏市小学校 西田教頭・愛知県刈谷市 石鎚教諭・岡山県教育工学研究会 佐々木先生がそれぞれの立場から実際場面を上げて話してくださった。
第二部『パネルディスカッション 情報モラル教育の直面している課題とその克服』堀田先生のコーディネートによって岡山・平松校長、兵庫県三木市・教育センター・梶本所長、富山大学・高橋准教授らによる直面した事例を踏まえての話があった。
第三部は、『ビッグ対談 情報モラル教育をこれからどうするか』富山大 高橋先生の進行によって岐阜県羽島市中学校・横山校長と岐阜聖徳学園大学 石原准教授及び雨天で運動会が延期となった野間副校長が駆けつけて三者での豪華対談を聞くことができた。（このあたりは「こじまんさんのブログ」に詳しい）(斉藤先生も感想を書かれている)
現場での危急な事例が盛り込まれながらの話を聞きつつ、はてこれをどう校内へと反映させていくかと思うことが始終頭を巡っていた。情報教育のカリキュラムはありながら絵に描いたになりかねない状況。子どもたちへの正しい理解の浸透ということでは、今回活用度の高さが確認できた「Netﾓﾗﾙ」等の市販教材を活用して教室で互いがやりとりしながら学んでいく機会を設けるべきと思えた。情報モラルの模擬授業を受ける機会も望みたい。また、今策定されている「新指導要領・解説書」への関心・期待は高く、早く文面に触れたいと思う。
