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学校放送番組活用実践・情報教育研修 全放連放友会員

2006年07月

f74cbf2b.jpg 『第57回 放送教育全国大会 北海道札幌大会』の第二次案内がWeb上にも上がっている。今年度は、10月13日(金)・14日(土)の日程となっている。幼稚園1小学校3中学校1高校1養護学校1で行う。ぜひこの機会に、北海道の熱心な放送活用の息吹を感じられてはどうだろうか。

5f67ac59.jpg『第3回 Web学級日誌実践研究会(於 小田原市立中央公民館)』に参加してきた。プログラムは、まず最初に『「Web学級日誌」は学習活動のための新しいソリューション』と題しての メディア教育開発センター助教授 堀田先生によるお話。毎日使うことで蓄積される・振り返る・他の学級の様子がわかる。給食・朝自習などちょっとした違いでびっくりする。相手を意識して発信する。日誌の上手なところを掲示する。同じソフトを使っていても多様な活用がある。こどもはいったい何を学習しているか。つけることによってこんな効果がありますと示さなくてはならない。
 続いて、 「Web学級日誌」実践発表。最初は、『「窓」の外、「窓」の内を感じさせてくれる「Web学級日誌」〜教室という「窓」から見える景色を感じて〜』長野県・芦田小 谷垣内先生。この窓の外には世界があり、窓の内にはそれを見ている自分がいる。ライブニッツの思想に影響を受けてWeb学級日誌を使っている。〔椶料阿了劼匹發鯔榲に見ているのだろうか。進太郎君のどじょうの絵がはじまり。言葉が響く。言葉に仲間が集まる。言葉に真実の力がある。言葉は「思索体験」だなと思う。それは心のオアシス。生きた言葉は学級の風土を作る。「だいじょうぶ」「黙って手を貸す」「きょうのできごとニュース」に進太郎君のドジョウの絵。10メートルから毎日飛び込む進太郎君。水の中と外。31人それぞれに生き方があると感じる。31人の窓の外。窓の内を見つめる。進太郎君の絵から生き物と関わる自分を見つめ、描き始めた「My絵本」。氷山の一角の「Web学級日誌」氷山が見える学級日誌。「お話タイム」共有したいなあということは次の日の朝、話題にする。自分にも描ける絵が子どもに描ける。6年生は年間2000枚撮って貼ってある。6年生は評価されているなあという感じ。
 次は、『学びをリアルにする交流学習』鳥取県・泊小 谷田先生。学びとは学ぶ意欲表現力に焦点を合わせた。伝える相手を他地域の児童と保護者とした。時間的な制約・相手の事情というものがあるがWeb学級日誌は、その点ハードルが低い。自分たちの地域の良さを見つけて伝える活動をした。地域の人にこれは本当に良さと言えるかと問うた。学級日誌実施校にアンケートをした。疑問点をあげてくれているところを子どもは見落とす。全体での見直し。課題や励ましが他校からあって次はこういうふうにしようと努力した。次は、伝える相手を保護者とした。保護者は学校の様子が知りたい。子どもはその日あったことを家で話題にする。ホームページ公開・携帯公開・カラー印刷(1軒)。反語と二入力。班で回してチェック・帰りに話しながらチェック。月曜日は学級日誌コンテスト。保護者からよい評価があった中で、よくわからないという声もあり。辞書活用・インパクトのある表現・伝える相手から評価を得る手応えなどの効果があった。他の人に見てもらうことの効果。相手を意識する。伝わったかどうかのリアクションが入ってくる。
 3つ目は、 『みんなのスキルアップに 教室での「Web学級日誌」活用』大阪府・刀根山小 湯井先生。教頭先生。担任の時は触れる力が多ければ力がつくと思っていた。カクテルグラスのような職員構成。58歳が多くいる。校内LANの整備、プロジェクター、スクリーン等整備して職員室のノートパソコンを子どもは教室へ持って行く。58の人がどうやるのやと聞くようになった。「学級日誌」ぐらいだったら自分でもできるという人が出てきた。整備時期とバディが来た時期が一致した。これは見えにくい学力。子どもたちに触る機会が増えたことと4年のローマ字学習の習熟。職員室から持ち出して職員室に返すという制約はあるが、制約にあわせて意識した言葉をコンパクトに書くようになる。今後の課題 自分でグレードを選べるこまやかさがほしい。子どもにつけさせたい力とは。校内LANの可能性。ベテランの先生でも「Web学級日誌」を使えている。名人といわれる先生は親から苦情が来ない。ちょっとこうやるといいよと子どもにワンポイント言う。年配の先生の授業を見せてもらって初任者講習で使っている。
 効能・良さが聞けた。「窓」になる。子どもはみんな違う。子どもが勝手にやる効果。
他者に見てもらう効果。工夫・「お話タイム」「専用原稿用紙」「日誌コンテスト」「30分で講習会」
 4番目は、 『「Web学級日誌」で「書く力」「話す力」「学習を振り返る力」を育てる』鹿児島県・星峯東小 北先生。
 5番目は、 『「Web学級日誌」を学習に生かす 〜教科(国語以外)への活用』宮崎県・勝岡小 渡辺先生。よいところ。学級のこれまでの足跡が残っていく。一年間蓄積されていく。情報公開ができる。日記を早くつけたいということで、キーボード操作にも興味を持っていく。デジカメの操作も自然と身についていくのがWeb学級日誌の良さ。理科観察記録として、毎週月曜日はひょうたんの写真と記録と決めておく。記録が蓄積されていく。「学習したことを生活に生かす」温度計の読み方。日誌を書くということに絡めて温度計の読み方を取得する。理科の学習時だけでなく、日常にあるということで「温度計の読み」という力を付ける。「自然に目を向ける」日誌の左上に「朝の風景」という欄がある。「アイコン」を選んで文章を入力できる日誌を書くということで自然に目を向けるようになる。「お天気予想」というコーナーがあり、日記を使っているある学校の天気を予想しようというのがあり、それに絡めてやる。今日は「○○県の□□町というところが対象となっているが、それはどこにあるのでしょう。」ということで自然に地図の活用につながる。つぎは、『地域や気候の違い』「じょうほう宝箱」の中の「マップカレンダー」というもの。「読み書き広場」に書き込んだ学校だけだが、例えば「お米の様子」がどのようになっているかを地方ごとにネット上で見られる。「お米は寒い地方と暖かい地方と違いはあるんだ」ということを知識としてはあるわけだが実感は沸かないだろう。確かに学級日誌をやっている学校でも違うんだということを身近な問題として捉えられる。『学習のまとめのデータベース化』
 6番目は、『「じょうほう宝箱」でみんなとつながる 〜教室が身近に・教室を身近に〜』神奈川県平塚市・金目小 武井先生。
 7番目は、 『地域イントラネットで活用する「Web学級日誌」 〜こんな工夫をしながらやっています!〜』兵庫県・尼崎市立教育総合センター 米田先生。

 NHK「みんなのうた」が今年で45歳になる。これまで、低・中学年を受け持ったときに「朝の歌」として、毎朝歌ってきた。「北風小僧の寒太郎」「へんな家」「ニャーンタイム」「ふたりで半分こ」「イレ・ア・イエ」「たいへんだぁ」「忍者はどこじゃ」「すし食いねえ」「パンダ・ダッ・パャッ」「子だぬきポンポ」次々と浮かんでくる。町中で聞いても新しいものはあまり出ないという。親しく多く歌われ続けたものが多いのだろう。
ニュースは、同局のアナウンサー6人が歌詞や歌で挑戦という話。

ab159a89.jpg NPO法人 ILEC言語教育文化研究所主催による「夏季国語教育セミナー」が開かれた。9:00受付・10:00第一回ワークショップ 昼食をはさんで13:15第二回ワークショップ 休憩後15:30〜17:00全体会・文化講演と続く内容。
 参加した「ワークショップH」は、メディア教育開発センター助教授 堀田先生による「考えよう!国語教育に求められる情報化」。ここでは、WPPPなどの関わりの「堀田研」の面々が次々と登場。最近でも「メディつき・ワークショップ」や「New Educational Expo2006分科会・模擬授業」の折にお見受けし、活躍された方々だ。
 最初は、堀田先生進行で「情報社会とは」。いくつか資料が提示されて与えられた時間で各グループ話し合い。5人程度の小グループが6つで、ワークショップも一日そのメンバーで行う。同じテーブルで、池内@水野先生、馬橋@天野先生 静岡産業大@齊藤先生 板橋@岩田先生とご一緒させていただき、見回すとどのテーブルも只者ではない方ばかり^^;
 まず「小4から高1までの携帯所有率のグラフ」からの気づき 学齢・地方の違い 年々所有率は高まっている いつから持たせるか 次に「その携帯で何をしているかのグラフ」中・高は格段にメール(短い時間短い文章 1日30往復以上)が多い。小は家族との連絡。3つ目「保護者は子どもに説明できるか」という用語多数。「電子メール」「振り込め詐欺」「個人情報」などが高く、逆に「フィルタリング」「フィッシングサイト」「ネチケット」「バナー広告」が低い。親は、PCにあまり触れていない実情が浮かぶ。
 「ステップ2」として「身の回りにあるメディアを書き出してみよう」という活動。新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・広告・書籍・水族館・博物館・図書館・美術館・展示場・観光地で公開している家・テーマパーク・デパート・本屋・お店のコップ・住宅地図・電車の広告等が会場からあがる。インターネット・携帯・人・授業も黒板も・・・(と堀田先生がさらにつなぐ)。私たちは情報を伝える道具をうまく使って、情報を伝えていく−それが授業だ。情報を伝えるのは道具だけではなくて、そのときの状況・シチュエーションみたいなものとか、相手の意識とかそういうものとの関係でいろいろ決まっていく。少なくともメディアというものは、私たちの身の回りにいっぱいある。メディア漬けだ。本日のテーマ「メディアとつきあいながら暮らしていく私たち」たとえば教師、たとえば子どもたち、そういう子どもたちにどんな力をつけていくべきか、そんなとき国語は何をすべきか、教師はどうすべきか、何を教えるべきか、どんなメディアを使って教えるべきか、それが4つのサブワークショップになっている。
 次からが、4本の「ミニ・ワークショップ」。情報社会に対応した国語教育の内容について研究している方々によるもの。午前中は、図書館教育・情報活用単元について 崗霾鷦匆颪砲ける図書館教育」静岡・森下小 塩谷先生 東京墨田区・第四吾妻小 宮脇先生。 午後は、「メディアとしての絵本」絵本、そして読み聞かせから子どもは何を学ぶか。静岡沼津・大平小 小谷田先生。ぁ峭餮豢軌蕕砲けるIT活用」山形米沢・南原中 金先生と続いた。
 ,留谷先生は司書教諭という立場での実践の話。「学校図書館にあるもの」が、参会者に尋ねられた。図書・(ビデオ、CD、DVD等の)電子資料・パンフレットなどがあがっていったが、「児童の作品」は出なかった。通常作成後は家庭に持ち帰るが、これが非常に大事な図書館の資料になっていくとのこと。ガイドブックを使って情報化社会での学校図書館でどうな力がつくかという講座。最近の教科書では「パンフレットを作る」「ガイドブックを作る」「新聞を作る」「コマーシャルを作る」「ビデオニュースを作る」などといった『情報活用単元』と言われる学習が多くなり、付けたい力は何なのかと言われる。ここでは、6年66人のガイドブックを分析して、「子どもにはどんな力が必要か」「教師はどんな指導が必要か」について考えるというワークショップを行った。「情報活用単元」の流れは、テーマを決めて、情報を収集して編集して発信していくわけだが、このどこで何の力を付けていったらいいのかということを教える方が意識していなくては、当然作る子どもたちも意識できないということ。そのために出来上がりのイメージを持つために図書館資料を活用してここから授業に入っていく、それが図書館教育のすばらしいところ、こういうところこそ活用しなくてはというところ。力をつけるためには読み手の立場に立つ。読み手の立場というものはなかなか立てない。市販のガイドブックは、どれもすばらしいので子どもは中を読んでしまう。みんなすばらしいから子どもは作り方を見てくれない。それで友達のガイドブックがとても必要で、情報の宝庫である図書館資料の中から児童の作品を利用して授業をする。図書館資料を活用することによってよりつけたい力が明らかになる。図書館資料とつけたい力をつなぐ仕事をしているのが司書教諭。
《感想:「作例」があると児童のイメージ化に大いに寄与する。自身の経験でも写真を巧みにレイアウトした新聞や児童の説明文にみんながポストイットでコメントしてあげたものもその関わりの言葉が後の参考になっている。「図書室に保存して多くの人に見てもらう」という前提で取り組み保存するのは手だろう。現実はそういうものも図書館資料として受け入れてもらえるかとスペースの問題が先に立つ。「情報活用単元」で作成した作品の中にはPCを使ったパンフレット・新聞があり電子化保存しておける。ただ閲覧の便のためにはプリントアウトして掲示となる。
 続いて、墨田区の宮脇先生。「どの言葉がトラブルの原因になったのでしょう。」携帯メールの文面A「明日遊びに行こうよ!新しくできた公園に行ってみたいなぁ」B「ふうん、それは、いいんじゃない。それより、きょうのセミナーさあ、どう思った?。おかしかったよねぇー!。」A「そっか、わかったよ。じゃあそうしてあげる。それと、あなたとはいっしょにセミナーいかない。さそってごめんね。」実際には絵文字も入って、この通りではないのだが、「どの言葉がトラブルの原因になったか」をそれぞれ話し合って上げていった。
《感想:子どもの携帯でのやりとりの中で起こりうる事例を先生向けに例示するのにはよいが、多分短文を読み取り慣れた子どもたちは、3つ目の返しのようにはならないだろう。今後モラル学習を事例を掲げて進めていく上で、「実例」をリサーチして上げていくことにも努めなくてはならない。》

7/25「教育ソリューションフェア2006」 7/26「e-LearningWORLD2006」 7/27「区視聴覚・情報教育研修会(ネットディ)」 7/28「夏季国語教育セミナー(ILEC言語教育文化研究所)」 7/30「Web学級日誌セミナー」 8/1「学情研セミナー」 8/2「市情報担当者研修」 8/2.3「全国国語授業研究会・公開授業」 8/8「松下教育研究財団成果発表会」と続く。(申込が完了していないものも含む) 

8a82c03c.jpg 7月26日(水)より28日(金)まで、東京ビッグサイト西で、「第2回 学校教育IT総合展」としての表記の催しが開かれている。その中で「e-Schoolセミナー2006」と銘打った会が開かれていたので、早速出向いた。
基調講演は、『 「IT新改革戦略」の実現に向けて』と題した文科省 嶋貫参事官のお話。冒頭は「日本のICT戦略」について。「e-Japan戦略」をStage1とするなら、次の本年1月からの「IT新改革戦略」はStage2となる。「教育の情報化に関する実態調査結果」では、例えば高速インターネット接続率は「e-Japan戦略」開始当時の平成13年が12.9%であったものが、平成18年3月の「e-Japan戦略」終了時には89.1%となったなど最新の数値で説明。「高速インターネット接続率89.1%・校内LAN整備率、50.6%・コンピューター1台あたりの児童生徒数 7.7人/台」「コンピューターを使ってIT教育ができるか。」という質問項目では、ひとつに大きく考えられるのは、小学校は一定の指導力を持たざるをえない(総合も含め全教科を担うということで)、高校は情報担当に任せればいい(中学校は技術家庭に)ということで小学校が高いという数値が出たのではと考えられるそうだ。 さらに『教育の情報化の推進のためのアクションプラン』『IT新改革戦略」上の「教育の情報化」に関する目標』『我が国のICT戦略(教育分野)』へと話が続いた。
『「IT新改革戦略』上の「教育の情報化」に関する目標』
「学校教育の情報化の一層の推進」「ヽ惺擦裡稗達坿超の整備」e-Japan戦略では、5.4人に1台としていたのがIT新改革戦略では3.6人に1台とした。これは、情報教育の充実とともに、PC室は、高校は教科「情報」で埋まってしまう、中学は技術家庭でというようになかなか他教科で使えないことがあり、ならば40台キャスターで移動して使い回しができるようにしようということの表れだそうだ。どの学校にも電子黒板というのではなく、学校のニーズや特色に応じて整備していくという目線・視点も大事ではないかという考えに立って整備していく。「教員のICT指導力の向上」これは設問で「あなたはコンピューターを使ってIT教育ができますか」というふうに聞かれるが、同じような力量でもイエスという人とノーという人と自信のあるなしで分かれてしまう。もうちょっと科学的に進めていこうということで具体の到達目標のテストプログラムを準備していく。「ICT教育の充実」一人ひとりの進度に応じたICT教育が力を持つ。コンテンツの開発・充実「す嗣海両霾鷁修凌篆福廚匹Δい辰審萢僂考えられるかの検討。教員一人1台のコンピューターの配備。33%配備。50万の先生が個人のPCを校務処理利用に持ち込む。これはいかがなものかということもある。

続いて電気通信大学大学院教授 岡本先生による「国力と学力−情報化がもたらすもの−」という特別講演があった。(後から加筆予定)

b013616c.jpg 16cb1230.JPG「教育ソリューションフェア 2006」が7月24日(月)、25日(火)10:30−17:00の日程で開かれた。参加したのは、情報教育関連の25日(火)13:00−16:45「IT教育日常化へのロードマップ」。教室での日常活用、情報モラル、学校全体の取り組みなどを金沢大学助教授 中川一史先生のナビゲートで進めた内容は、45分ごとに15分休憩で4時間の時間割構成。
 1時間目は「普段着のIT教育へ〜活用への手だてと工夫を知る〜」千葉県船橋・三山東小の山下教諭と神奈川県相模原市の木村教諭の実践報告。山下教諭の学校ではIT活用ができるのが校長だけだったそうで、そこが平成17年より「地上デジタルテレビ放送の教育活用推進事業」の研究実践校となったそうだ。校長先生のお力と言えそう。パソコンに堪能な職員がいなく、最初は情報機器の導入に戸惑うばかりだったそうだ。用語をできるだけ使わないよう頼んでの業者によるパソコン研修や校長が講師となっての7回の夏期パソコン教室を行ったとのこと。研究2年目の今年度は電子黒板としてのプラズマの使い方・プロジェクタの活用法の見直しをしているそうだ。その中で4年生「折れ線グラフの学習」が示された。折れ線グラフの読み取りは、プラズマで、書き方は、黒板にグラフ用紙を直接投影してのプロジェクター活用という報告だった。他に書写など、ここまで大型映写機器の活用に終始していた。どうやら地デジ活用の実践はこれからというようだ。以前の成果発表会の報告のように、高画質の地デジ映像をどうするということは、サーバーが導入されないと手つかずのようだ。
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 同じく、東林小・木村教諭。神奈川県でも相模原市はPC等情報機器導入率が高いと聞いていた。教員1台PC・各教室LAN接続PC・PC室・デジカメ20台・プロジェクター7台。電子情報ボード・インタラクティブユニット・マルチプロジェクター等があるとのこと。「日常化されるIT機器の種」の話があった。 崢早い先生」早朝に来て拡大コピーをする先生にマルチプロジェクターやスキャンスナップを紹介。◆屮肇薀屮襪梁弍は即時」直し方を伝えるより、結果が大事とすぐ動ける形にする。「時には強制的に設置」生活科町探検発表等で使う予定なくともぷろじぇくたー・スクリーン設置。ぁ屬NEWの儀式」新規デジカメ5台を一年生に。小さな手形の土の跡。ァ嵎課後の先生はマニアックに」職員旅行の現地をwebカメラで見ようと提案。授業で使えそうとつぶやく同僚。Α嵎数の目」同年代や学年でなどで関わり合い話題にすることがポイント結局みんなは「授業をカイゼン」と思っているとの話。
 第2時間目は、岡山市教育センター 佐々木指導主事による「はじめよう情報モラル教育」だ。「情報社会の影」がもたらした影響により、「情報モラル教育」の充実が叫ばれている。しかしどのような方法で指導すればよいかわからないのが現状だ。佐々木指導主事はコンピュータ室のLAN等をもって体験的に学習することに対して懐疑的なようだ。チャット体験で特定の個人を非難するようなことが授業内で行われるという事例も生まれかねない。情報モラル指導にふさわしい教材として「Netモラル研究会」制作の教材を選択した事例を実践映像と共に話された。

8d2ac78e.jpg 「IT教育セミナー」第3時間目は、いよいよ愛知県・光が丘中学校 玉置校長の登場だ。「ITが学力向上に寄与−わかる授業の実現と学習意欲を喚起−」話は大きく二つ。英語授業を中心に使うNTTコミュニケーションズ開発の「DeTeMo」導入にまつわる話。DeTeMoをタブレットPCに仕込んで電子教科書を表したところで、年配の英語教諭が廊下を通りかかったので声をかけたとのこと。何の説明もなく、教室内を動き回りながらフラッシュカード等を表示したことに設定をした一堂が大変驚いたということを再現しながら話されていた。一番の効果は授業密度が高まったことだそうだ。該当をクリックしたり選択することで、カード類の利用・本文のネイティブスピーカーによる発音等が瞬時にできることにより、新出単語練習や本文音読回数が増加したそうだ。教員歴25年でIT活用皆無の英語教員が、いきなりIT活用の達人に変容したという実例であった。
 もうひとつは、個別指導に大きな成果を生み出している「学習クラブ」の紹介だった。他校を視察してその成果を目の当たりにして導入を決めたとのこと。

b48cfbe9.jpg「タウンミーティング イン 東京−開かれた心、新しい未来−」が、AKIBA_SQUAREにて開催された。今年で五周年とのことである。
 今後の日本の重要課題の中で、主に「環境と経済」「多様な機会のある社会」「少子化と社会の仕組み」の3つの課題に焦点を当て、これからの日本が進むべき方向性について、国民との対話の機会とした。  

 表題の「がんこちゃんと巨大恐竜大集合」をはじめ、夏休みには「知られざる恐竜の世界」など、恐竜を特集した番組が多い。7月15日から始まっている「世界の巨大恐竜博」と連動しているようで、「がんこちゃん・・」は、ジェラ紀の恐竜を再現したCGも交えた科学ファンタジーだそうだ。
 ここから、「夏のテレビクラブ」が始まる。
また、今回『がんこちゃん』は、スペシャルものが目白押し。表記のもののほかに、7/31(月)に「がんこ・バケルノ大集合スペシャル 月がドッスンおおさわぎ」(再放送)があり、8/1(火)、2(水)、3(木)の三日間も「がんこちゃんの防災教室」が放映される。低学年に人気があり、セルビデオともなっていてレンタルでもならんでいて、単行本も出ている低学年を中心に人気の「がんこちゃん」ならではのラインナップといえる。

 「ざわざわ森のがんこちゃん」オーソドックスな作りの人形物といえるが、愛着を感じるキャラクターで多くのファンがいる。
 『一年生の元気な恐竜の女の子。同級生よりずっとからだが大きく力もち。明るく、まっすぐな性格で、うれしくてもおこってもついジャンプしてしまう。ジャンプすると地震のように地面がゆれ、ともだちはみんなコケル。(番組Webより)』
 この番組を継続視聴している学級は多くあろうと思われるが、学級での普段の話題の中にも出して学級指導の一助にしていた一年担任を思い出す。ただ「がんこちゃん」を例に出すだけではなく、教卓上に「がんこちゃん」と「がんぺーちゃん」のぬいぐるみを常に置いて、それらを臨機応変に使い出すのである。
『「がんぺーちゃん」がんこちゃんの弟。「ぽよーん」が口ぐせで、おっとりした性格だが、がんこちゃん以上の力持ち。不思議な力を持っていて、うちの中にいるのに、いつのまにかはっぱを手に持っていたり、おふろに入っているのに、お花を手に持っていたりする。(番組Webより)』
 「がんこちゃん」は早々に手に入れたようだが、「がんぺーちゃん」は、なかなか手に入らないというのだ。そこで、東京駅・八重洲地下街にある「NHKキャラクターショップ」へと買いに行ってあげた。ところが店になく、親切なスタッフが検索してくれると福岡店にあるとのこと。さらに親切なことに向こうから送ってもらうというのだ。感激して手に入れたら、当人はもっと感激していたことを思い出したという話。
  

 これまで、教育番組枠で「ネット社会の道しるべ」「ケータイ社会の落とし穴」の2本がモラル学習向け番組として繰り返し放映されてきたが、今回さらに「ブログ社会の落とし穴」が新しく放映されることとなった。
『8月4日(金)午前11:00〜11:30
 8月16日(金)午前11:15〜11:45(再)
 子どもたちに、ネット社会の便利さと陥りやすい落とし穴を伝える、夏休みの特集番組。今回は中高校生の間で急速に広まりつつある「ブログ」を取り上げます。誰でもすぐに作成でき、趣味や身の回りの出来事について日記感覚で簡単に公開できるブログ。しかし、その手軽さゆえに、トラブルを起こしやすい危険と隣り合わせともいえます。番組では、新しいメディアの「光」と「影」をきちんと認識して、高度情報化社会を生き抜くための指針を中高生に示します。
ドラマパート1: 忍び寄るストーカー 〜手軽な情報発信の落とし穴〜
ドラマパート2: もっと見て! 〜エスカレートするブログの落とし穴〜
スタジオパート: 〜メリットとデメリット、しっかり押さえて賢く使おう〜
出演 : 福田沙紀、中谷日出(NHK解説委員)』 (NHK「夏休みのおすすめ」より)
 普段、子どもたちの身近に迫る危険として不審者や交通安全等については学校は熱心に指導するが、ネット社会への児童の関わりについては手つかずというのが実情だろう。家庭でのことは家庭に委ねるべきという声もあろうが、実効のある「学習プログラム」を学校が設け、学ばせるべき時にきてはいないだろうか。
 今回のブログについては、中・高生向けとなっているようだが、ブログサイトには「小学生日記」というエリアができているのが現状だ。大人はどう認識しているのだろうかと言ったら言い過ぎか。
 関連『記事「インターネットの光と影」体験』
 

96de1824.jpg 夏休みに入っての本日、NHK 高層階会議室にて「みんな生きている研究会」定例会が開かれた。今回取り上げたのは「”夢中”がぼくに力をくれる」「命の恵みをいただきます」の2本。
 先に「”夢中”がぼくに力をくれる」(『相撲道場に通う小学5年生の男の子。仲間とくらべて体は小さいけれど、スピードの速い相撲で大きな相手にもひるまずにぶつかっていきます。稽古で何度たおされても、相撲が好きだからまた立ち上がる男の子の姿を通して夢中になれるものについて考えます』番組Webより)について
 後から「命の恵みをいただきます」(『森に囲まれた農場で、動物や作物を育てて、「自給自足」の生活をしている一家。その家の男の子は、そんな暮らしが大好きです。しかし、卵を生めなくなったニワトリを食べることは、受け入れられません。命あふれる豊かな農場の生活と、男の子のゆれる気持ちを描きます。』番組Webより)について各校での児童の視聴反応を報告し合った。
 今回も視聴感想から児童の置かれている環境の中での思いが、その子なりに如実に表れている例が紹介され、益々『「みんな生きている」が学級経営の要』に据えられている実践の効果が浮き彫りとなった。
 「命の恵みをいただきます」では、「飼っている年老いて卵を生めなくなった鶏を自分たちが食すために、お父さんが死なせるシーン」(まさにその瞬間は入っていない)について話題となった。高学年では、視聴に問題はなく、かえってここも含めて見ることで大切な命をいただいて自分たちが生きていることの理解が深まるとの話だった。 

2be0336e.jpg わかる国語 読み書きのツボ「せすじをまっすぐ」の回を活用した。体験学習・海の日・代休2日間と続き、一週間ほど教室で学習をしていないが、やっと登校すれば最終登校日(2期制なので「終業式」とはならない)。しかし番組活用はぜひ入れておきたいと予定した。さっそくプロジェクターで視聴を開始したら、既に見たという児童が数人。自分たちは平日に代休となったので、家で「読み書きのツボ」の放映を見たという。
 今回は、悪ツボくんのねじれ文「ぼくの夢は宇宙を飛びます。ぼくのしゅみは映画を見ます。ぼくの好物はケーキを食べます。」を直すこと。毎回、この番組のフリップは「横書き」で、日常的にはそうなのだろうが、国語学習では、当然教科書・ノートすべて「縦書き」で行う。国語の単元内容に取り込んでいくというより、特設時間という色合いが強い。しかし、上記の文章を書き留めるのに、あえて国語ノートに縦書きで書かせた。そしていつものように番組の解答者が答えていく前でストップをかけ、時間を取り、互いの解答を学級で紹介し合うようにした。今回は、すぐに「・・・ことです。」とするのがいいということに落ち着いた。
 番組では、この例文だけで15分引っ張っているが、「ねじれ文にならないように気をつける」ためには、他の場合での習熟も必要だ。そこで参考となるのが「番組ウェブサイト」にある「読み書きパワーアップ教室」。発展課題が、さらに書く力を高める。

ed9b56ef.jpg 本日まで東京ファッションタウンビルにて「New Education Expo 2008」が開催されていた。昨年度まで参加していたのだが、今年度はしっかり本校の「春季大運動会」と重なってしまった。密かに延期を期待したのだが、好天に恵まれ午前予定ジャストタイム・午後は予定10分前に終了した。昨年度うかつにも見損ねた筑波附属の模擬授業が今年度も行われたようだ。参加された方の感想を読ませてもらいたい。
 明日は、本日運動会実施により参加することになった、平成20年度「先導的教育情報化推進プログラム」研究協力校の会合でUCHIDA東京本社・新川オフィスへ。ここは「踊る大捜査線」で「湾岸署」として使われたことで有名なところ。ゼミで来たことがあるがそのときは予備知識がなかった。
 10日(火)は、全放連四国ブロックの理事会に出席。「2008年度方針」と「地デジ」に触れて話をしてくる予定。本年度は愛媛・松山にて公開授業を伴う研究大会が予定されているので、具体的な進捗状況が報告されるだろう。昨年度の研修会では小学校は環境学習での番組活用についてあまり踏み込んだ説明がなかったので、そのあたりに関心を持っている。
 また、 「月刊視聴覚教育」での全放連・原稿執筆期限が同じ10日。10日はその日のうちに戻ってくるのだが、翌11日には区研修会で算数コンテンツ活用について提案する予定なので、9日までには校了しなくてはならない。タイトな数日となりそう。

f19578cb.jpg 7月19日(水)に川崎・夢見ケ崎小にて4年理科番組活用の公開授業研究会が開かれた。当日は、研究授業たる理科の前時にも「みんな生きている」を活用した授業公開がなされ、5校時に理科室で行った『ふしぎ大調査「たからのありかは星に聞け」』活用と合わせ、2時間連続公開となった。
 今回の理科では、先ず既習の確認として家庭学習となっていた一回目の星の観察の成果確認をした。指導者はどの児童がどの程度の観察ができていたかを良く把握し、適宜抽出して発言を求めていた。このところの天候不良で「観察できなかった」という児童がとても多かったことを受け、番組を視聴することにより次の観察機会に向けての意欲喚起を図ろうという展開であった。天候により指導案の修正を余儀なくされ、授業者の草柳先生は、さぞ苦労されたと想像する。番組は「丸ごと視聴」したが、当日のークショップの中では異論も見られ、そのほとんどが番組で取り上げた内容の情報量の多さを理由とするものであった。このあたりはセグメント化にも起因するようだ。(丸ごと視聴でいこうというグループもある中で、9分30秒のメインストーリーのみ視聴することを提案するグループも多かった。)視聴後すぐにワークシートに感想記入、次の観察計画作りと児童個々のペースで進めていった。この映像で何を捉えたか。感想段階で全体の場で一度確認がなされてもよかったのではなかったかという感が残った。継続視聴をこれまで重ねてきたことで児童の視聴能力に委ねたところもあっただろうが、映像視聴が単なるイメージとしての記憶でなく、知識としての追確認があってもよかったのではと思えた。児童の反応を取り上げるところで「番組クリップ」のメニュー画面を立ち上げておき、関連クリップを全体視聴する形もありだったろう。
 直後の研究協議会では、1.2のワークショップで、熱心なな議論から多様な展開例が協議会参加者によるで生み出された。「初発で」「幾分早い時間で」「さらに遅く」「まとめで」など活用場面が多様ながら、どの報告も妥当性があるものだった。参加者も公開校・川崎の情報教育研・放送教育関係者で総勢40名にはなっただろうか。「様々な方々が、真剣に取り組んでいたのが、本当に心地よく気持ちよかった」と授業者の草柳先生が最後に言った言葉が残る盛会となった。

 4年・理科番組『ふしぎ大調査』「たからのありかは星に聞け」を活用しての「放送学習による学力向上プロジェクト」本年度第一回授業研究会が、明日 川崎・夢見ケ崎小で行われる。4.5校時公開という意欲あふれるものである。番組及びNHKデジタル教材活用の意図は大きく三点掲げられている。仝帖垢粒惱進度の差違を番組活用で補う(番組を活用することにより、どの子も☆の明るさや色や動き、大きさについての基本的な知識を身につけた上で、それぞれの思いをもって修正観察や発展的な学習へ向かってくれれば)夏休みの観察意欲や自由研究へ向けて(番組視聴後に個々がしっかりとした学習課題を明確にすることで、夏休みに向けての学びの連続性を保障)自由研究型のメディアミックスを用いて学びの連続性をはかる(草柳先生指導案より)と設定された点が実際の授業にどう効果的に反映されているか興味深い。とりわけ「メディアミックス」の効果は、今後の映像を活用した学習スタイルに大きく反映されることとして関心高い。授業・ワークショップ型での協議会は後日報告。

 「放送学習による学力向上プロジェクト」の専任講師をしていただいている教育工学・放送教育の第一人者、大阪市立大学大学院助教授 木原俊行先生の近著『教師が磨き合う「学校研究」』を読了しての感想が、教育現場のリーダー格の方々からブログ等で上がるようになってきた。(愛知・光が丘中 玉置校長先生「三楽の仕事日記7/15」)(熊本 前田先生) 「はじめに」に書かれている「実践研究に背を向けるとまではいかなくても、それが形式主義に陥っている学校」からは、とても学びが大きく感じた。「第3部 学校研究のすぐれた事例」(「第3章」と言ってしまい、木原先生からさりげなく「第3部です」と指摘を受けた。玉置先生いわく『とても内容が濃く、読み応えのある本』が、第3章だけのはずがありません。すみませんでした。)は、木原先生が年間全国各地の先進的教育実践校を広範囲に多数訪れ「ここ数年、その実践研究を継続的に支援してきた学校のうちの10校」について紹介されている。「滋賀県彦根市立稲枝中学校(6)学校評価への挑戦」「稲枝小学校をよりよくするアンケート」などは、媚びもせず真摯に学校改善を図ろうとする意思が感じられる。

 先週5日から今週12日まで、個人面談週間が続いている。二期制で、通知表が長期休み前に出ないため、これまでの学習・生活状況を家庭に伝え、また休みに向けての心がけなどについても触れる。金曜日からの体験学習準備に重なっている。提出させている自主学習ノートや宿題の山も高くなってしまう。
 今回の面談で多く触れているのが、児童の「みんな生きている」視聴感想。今回は「家族の心はいつもいっしょ」の感想を中心に、子どもによっては「友だちになろう」や「ぼくの気持ちを伝えたい」を話題している。提示して保護者に読んでいただくことで、平素の児童の姿を切り出す糸口とした。主人公となる子の置かれた状況と自分を引き比べて表すと、保護者の関心を誘う。土曜授業参観では「家族の心はいつもいっしょ」を取り上げたが、直後に廊下掲示板に感想を全掲示したものも読まれたようだ。働いているので帰宅が遅く、その後あわただしく家事を進めているとどうしても会話が少ないとのことだった。読んだときには「返す言葉もなかった」とおっしゃられていた。娘が母親と話すいとまが無くて寂しい思いをしていることを感想から知ったわけである。面談で子を知り親を知る機会であった。

 「松下教育研究財団」のWebに、先日行われた「日本一簡単なIT活用セミナー」の、実施報告が掲載されている。

 26日より、東京ビッグサイトで「e-Learning World 2006」が開催される。e-Learningの導入事例・最新の技術情報などが紹介される。12テーマ行われるカンファレンスの中には『デジタル教材を作成するときの著作権の問題などを解説する「e-Learning情報」』などもある。入場料1000円のところ、事前登録者は参加無料とのこと。

 7月4日付 毎日新聞(東京版)朝刊によると、「総務省は、NHKが保有する教育用ビデオクリップや番組を全国の小中学校に配信する実験プロジェクトを今秋から開始する。」そうである。近く募集するそうなので、ぜひ参加を希望したいものだ。

d934e83b.jpg 来週で学習も追い込み。20日まで登校する(二期制のため終業式とはならない)のだが13日(木)は、お昼まで、翌日から2泊3日で南伊豆臨海学園での宿泊体験学習が予定されていて、海の日をはさんで18日(火)・19日(水)が代休、次が最終登校日で大掃除。社会科は、なんとか月曜日に水産単元で触れる「運輸」に入る予定。
 さあここで一昨年「学校教育番組デジタル化対応プロジェクト」授業研究会で活用した「めぐりゆく食べ物」を使おうと意気込んだら今年は年間予定に入っていない。この間の「海で魚を育てる」でも内容がリニューアルされていたのをWeb視聴でやっと気づいたという調子だから、ここもその後わかった。それではと、番組サイトをのぞいて「クリップ」を開くと、やはり「めぐりゆく食べ物」の「トラック輸送」部分が、2つに切り分けられて入っていた。「長距離トラックでホタテを運ぶ(101秒)」「ほたてが我が家へ(91秒)」の2本。それぞれクリップとしては長い方だが、ここはやはり「番組」を全体視聴したいところ。授業研究会での検討から、このような形に反映されたととるべきだろう。
 そこで「学校放送」テキストを開いて次週の予定を見た。「食べ物はどこからやってくる」の内容では、「身の回りにあふれる輸入食品の現状と、それに対する日本の生産農家や消費者の取り組みを見る」(5年テキストより)と書かれている。「輸入」にシフトしているわけだ。教科書(教出)では、水産単元に「トラック輸送」が入り(「さんまのゆくえ」)、次の単元「これからの食料生産」で「輸入」を大きく扱っている。今年度番組「食べ物はどこからやてくる」は、ここでの活用を意図したものであったわけだ。

88cf2917.jpg 今日は、午後「NHK放送体験クラブ」参加校説明会に行ってきた。年々希望が多く、なかなか当たらないと聞いており、ましてや大規模校につき1日かかってしまうこと、一昨年行っていることなどからしてまず無理と踏んでいた。しかし嬉しいことに選ばれた。全校応募はしていないだろうが、小学校349校ある中で選ばれるのは30校程度。今日は2時間がかりの説明会とのことで、個人面談を本日はすべてキャンセルして足取り早くかけつけた。慌てて行ったら広いスタジオにまだ担当者だけ。学校で実施前にあらかじめ台本や3分程度の映像ないしは静止画等を用意しておき、当日はアナウンサーやカメラマンなどに扮してスタジオ体験してオリジナル番組作りをするという制作体験の話がメインだった。既成台本での体験と2クラスが入れ替わって進めていく。制作ノウハウビデオやら、他校の作例なども見せていただきながら、事前準備の大変さ大切さを改めて感じた。それだけ体験する子どもたちの喜びも大きいだろう。

d77e3397.jpg659e2046.jpg 学級では、メダカの生育観察を行っているので、 『ふしぎワールド』「動物の誕生」を視聴した。番組の特徴としての4つのクイズとともに関連映像が流されるが、今回は他の動物の受精の例としてカエルの交尾から卵の様子などが紹介されていた。メダカについては、雄と雌の違いから、卵がかえる様子までを一通り見せていた。 「学力向上プロジェクト」での会合でも「ふしぎ大調査」の場合で指摘があったのが、理科番組で「単元の学習内容に一通り触れてしまうようになりつつあるのではないか」という点である。それに対しては、「セグメント番組になって全てを入れ込むような作りになっている」という返答があった。「セグメント化」によって必要あるところを視聴することが可能というのはそうもできるのだが、何せ番組がクイズ構成になっているので、見せるなら「まるごと視聴」で見せたいということになる。昨年度の横浜でのワークショップでも「理科映像は最後に見せたい」という声に落ち着いていたことを思い出した。冒頭の画像は、黒板脇の各教室接続のPCで、番組視聴後の休み時間に児童が『ふしぎワールド』のWebを早速チェックしている様子。

 「放送学習による学力向上プロジェクト」専任講師をしていただいている大阪市立大学大学院助教授 木原俊行先生のブログ7/3によると、担当されている「教育メディア論」で、5年理科『ふしぎワールド』「動物のたんじょう」の回を活用しての「メディアミックス授業プラン」演習を導入されるそうだ。示されている、プランの作成のための評価規準が大変参考になる。虎の穴卒業生渡辺先生が、宮崎でも取り組まれるとのコメントも入っていた。

 財団法人NHK放送研修センターでは、 『先生のためのことばセミナー』参加を募集している。Webでそのコンセプトを見ると『国語で求められる「話す力」「聞く力」。そして「伝え合う力」「総合的な学習の時間」の指導に欠かせないコミュニケーション能力。児童・生徒の表現力を育てるために、どの教科の先生にもおすすめしたい講座です。』とある。夏期中の研修にどうだろうか。「広島会場」「仙台会場」「大阪会場」「名古屋会場」「福岡会場」「札幌会場」「東京会場」の全国各会場で募集中。

8ac94f7c.jpg日常的にプロジェクター活用をしていくと、動画コンテンツばかりでなくいろいろな「拡大投影の効果」について検討し、実践していくことになる。もちろんOHC接続も日常なのだが、最近の注目はプレゼンテーションソフトの活用。以前にNew Education Expoでの筑波大付属の白石先生による「デジタル教科書」活用の話を書いた。24日(土)の土曜授業参観に向け、国語学習の冒頭に詩の群読を予定して、子どもたちの練習の機会を設けていた。これは、先生の学級で冒頭に「詩の群読」があり、とても良かったからである。筑波では子どもたちは何も見ず、ただ暗唱していたのだが、本級では映像効果と子どもの読みに合わせた文節提示を狙った。読んだのは光村の「晴間」と「海雀」の二編。「晴間」をイメージする画像や波間に漂う海雀の画像。そこに読みに合わせて文字が表れていくのである。連を割り振っただけで本当にあまり練習はできなかったのだが(同じ「海雀」の重なりでも読みは違うはずということを確かめるために範読を聞いたりなどはした)、参観当日は、実に良く読んでいた。もう一度読んで聞かせてもいいかと思えたほど。国語学習をしっかり行っている印象がついたようだ。
 ここで使ったのが「パワーポイント」。期せずしてこじまんさんも注目して「三択クイズ」制作で触れてられる。New Education Expoでは、次の田中博史先生の算数公開授業で「スクールプレゼンター」を使ってられたことも書いたが、簡易的にはパワーポイント制作も可能。市販物は学習に適したパーツやツールが豊富ということで、基本は手軽な教材製作ソフトという位置づけ。
 こうやっていくと机上にプロジェクターに隣接してPCも置きたい。ノートでいいのだがディスプレイ部が少し視覚を遮る(最大に開けばいいのだが)。スリムPCを横置きするなどもいいだろう。今は自作といったところ。

21a43a61.jpg 教育番組トップページ『デジタル教材』には、左側のタグに「さがす」→「クリップをさがす」という欄がある。ここをクリックすると、「クリップ検索」というすべての番組クリップをキーワード検索できるコーナーに入ることができる。もちろん日常的にクリップを活用している「コアユーザー」には余計な話だが、これがなかなか使える。「クリップ」のタイトルだけでなく、クリップ下にある「内容」欄やクリップ右側のクリップの単文紹介や「ねらい」でキーワードに触れていればヒットするようになっている。
 例を挙げると、「夏の大三角」を入力すると出てくる動画クリップが4つ「七夕と天の川」「星の動き方・夏の大三角」「星ざ早見のつかいかた」「夏の大三角」。「七夕と天の川」と「星ざ早見のつかいかた」はタイトルで触れていないが、それぞれ「右側の単文紹介欄」「下側の内容欄」で触れている。
「クリップ検索」については、以前「検証 ティーチャーズネット」で、同サイト内のコーナーについて触れている。

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